【スーパーフォーミュラ 第7戦】山本尚貴が2年ぶりの優勝…ランキングトップの野尻智紀は3位

優勝した#64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)
優勝した#64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)全 10 枚

栃木県・モビリティリゾートもてぎで20日、スーパーフォーミュラ第7戦が行われ、ポールポジションからスタートした#64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)が2年ぶりの優勝を飾った。

もてぎ大会は20日に第7戦が、21日に第8戦が行われるフォーマットとなり、予選と決勝が1日で行われる。第7戦の予選は#64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)がポールポジションを獲得。2番手に#4 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)3番手に#65 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、以下#1 野尻智紀(TEAM MUGEN)、#5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#38 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)と続いた。

決勝レースは37周。直前に雨が降り出し、セフティーカー先導でのスタートとなった。4周目にセフティーカーが退き本格的にレースがスタート。上位は予選順位のままレースが進んでいった。

14周目、3位走行中の大湯がスローダウン。のちにレーシングスピードに戻ったが、トップグループからは脱落してしまった。これで3位に上がった野尻は一気にペースアップ。2位を走行するフェネストラズに追い付いた。18周目から数周に渡り激しいバトルが繰り広げられたが、フェネストラズもペースアップ。野尻との差を広げ始めるとともに、トップを走る山本との差を詰め始めた。

27周目、ポイントランキング2位の#20 平川亮(carenex TEAM IMPUL)がコースオフ。これでセフティーカーが導入された。レースが再開されたのは31周目。残り7周のレースとなった。

山本はうまくリスタートを決めトップをキープ。セフティーカー前とは違い、フェネストラズとの差を徐々に広げ始めた。逆に3位の野尻がフェネストラズに迫ってきた。

しかしこのまま順位が変わることなくレーシは終了。山本が2020年第5戦鈴鹿以来2年ぶりの優勝を飾った。2位は野尻の猛追をから順位を守りきったフェネストラズ。野尻は3位でランキングトップの座を守った。

第8戦は同じくモビリティリゾートもてぎで翌日、21日に開催される。

■スーパーフォーミュラ 第7戦決勝レース結果

1. #64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)
2. #4 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
3. #1 野尻智紀(TEAM MUGEN)
4. #5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
5. #38 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)
6. #3 山下健太(KONDO RACING)
7. #15 笹原右京(TEAM MUGEN)
8. #37 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
9. #19 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)
10. #6 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
11. #50 松下信治(B-Max Racing Team)
12. #53 佐藤蓮(TEAM GOH)
13. #36 ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
14. #7 小林可夢偉(KCMG)
15. #18 国本雄資(KCMG)
16. #39 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)
17. #14 大嶋和也(docomo business ROOKIE)
以上完走

18. #12 福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE)
19. #55 三宅淳詞(TEAM GOH)
20. #65 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
21. #20 平川亮(carenex TEAM IMPUL)


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