旧車好きが旧車を売却するきっかけは「ライフスタイルが変わった」

旧車の例:ホンダS2000(1999年)
旧車の例:ホンダS2000(1999年)全 5 枚

希少性や、現代のクルマにはない魅力を持つ「旧車」。旧車に惹かれる人は少なくないが、手放す人もいる。旧車好きが旧車を手放す理由にはどういった背景があるのか? ライフスタイルの変化で、旧車の売却を決める人が多いようだ。

旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車に興味のある208人を対象に、旧車の売却に関するアンケートを実施した。この調査では2010年以前の車を旧車と定義している。

旧車を売ろうと思うきっかけは何ですか?旧車を売ろうと思うきっかけは何ですか?

●旧車を売ろうと思うきっかけは何ですか?

旧車を売ろうと思うきっかけを旧車好きに聞いてみると、最も多かった回答が「ライフスタイルが変わったから」だった。カレント自動車では「理由は様々だと思うが、子どもが生まれてファミリーカーにする人や、仕事で転勤になってしまったという人もいるのではないか」と推測する。

次に多かった回答は「他に欲しい車が見つかったから」で、趣味の世界らしい。3番目に多かった回答は「金銭的な理由から」だった。旧車は定期的なメンテナンスやレストア、修理などお金がかかるため、手放すことを選ぶ人もいる。

旧車の譲り先はどこですか?旧車の譲り先はどこですか?

●旧車の譲り先はどこですか?

旧車の譲り先について聞いてみると、6割以上が「買取専門店」と回答した。カレント自動車によると、3位の「その他」を回答した人の中には金額次第と答える人も多く、専門性が高く、旧車の正当な価値を提示できる売却先を選ぶことが推察できる。

2番目に多い回答は「ディーラーや中古車販売店(下取り)」だった。下取りのメリットとして引き渡し時の手間が省けることや、次の車が来るギリギリまで愛車に乗っていられるという良さがある。

カレント自動車によると「その他」の意見では、「個人売買を検討しているが、車が車なので海外も視野に入れている」や、「その車種を専門にしている買取り業者」などの意見があり、譲り先の専門性やクルマの価値を重視している人が多そうだ。

●今までに売買した/所有した旧車の台数について教えてください

今までに売買・所有した旧車の台数について聞いてみると、一番回答を多く集めたのは「1~3台」で71.6%だった。旧車乗りは1台を長い期間乗る傾向があることがわかる。

調査対象:旧車に興味のある男女208名
調査期間:8月4~14日
調査方法:インターネット調査


怪獣総進撃 <東宝Blu-ray名作セレクション>
¥2,800
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

【東宝特撮Blu-rayセレクション】海底軍艦
¥5,236
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る