「水素ステーション使えなかった」ときレンタカー費用を補償、保険特約

FCEVの例:トヨタ MIRAI(燃料電池車)
FCEVの例:トヨタ MIRAI(燃料電池車)全 3 枚

三井住友海上火災保険あいおいニッセイ同和損害保険は、業界初となる水素自動車専用の自動車保険特約「水素ステーション稼働停止時のレンタカー費用特約」と、同特約の契約者向け保険料割引を開発し、8月中に販売すると発表した。

水素ステーションの拠点数は少ないため、燃料電池車を導入しようとする事業者から「最寄りの水素ステーションが利用できなくなった場合にどうしたらいいか不安」などの声がある。こうした状況を踏まえ、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、燃料電池車などの水素自動車特有のリスクに対する専用特約を開発した。同特約の契約者向けに保険料割引も行うことで、水素自動車の導入と水素燃料の普及を後押しする。

特約は最寄りの水素ステーション が「事故」「故障」「倒産」「撤退」などの偶然な事由で稼働停止した場合、契約車両(水素自動車)を走行不能とみなしてレンタカー(代車)費用を補償する。

「水素ステーション稼働停止時のレンタカー費用特約」をセットしている契約者向けには、保険料を約3%割り引きする。


《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る