モービルマッピングシステムによる三次元点群データを提供 国交省

センシング装置を搭載した車両
センシング装置を搭載した車両全 5 枚

国土交通省は、モービルマッピングシステム(MMS)による三次元点群データを8月22日から提供すると発表した。

[図:MMSの概要]

国土交通省では、道路管理の効率化を図るため、2018年度からMMSによる三次元点群データの収集・活用に取り組んできた。今回、道路交通上の諸課題解決に向け、国土交通省が収集した三次元点群データを広く公開し、民間企業による多様なアプリケーション開発を促進するため、データを提供する。

MMSはGNSSやレーザースキャナ、カメラなどの機器を車両に搭載して走行しながら三次元の道路の形状・データを高精度で効率的に取得したもの。MMSによる三次元点群データは日本デジタル道路地図協会を通じて提供する。単価は1km当たり5100円(計測延長)。

国土交通省では、直轄国道全線の三次元点群データを順次取得している。今回提供を開始するのは、2020年度までに処理が完了した約9000kmのデータで、提供するデータは今後も順次拡大していく予定。


《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  3. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  4. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
  5. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る