磐越西線・山都-野沢間で8月25日から列車運行、奥羽・五能・花輪・米坂各線ではバス代行が続く

8月17日、被害を受けた五能線の被災箇所を視察する石井浩郎国土交通副大臣。
8月17日、被害を受けた五能線の被災箇所を視察する石井浩郎国土交通副大臣。全 3 枚

JR東日本仙台支社と新潟支社は8月23日、磐越西線山都~野沢間の列車運行を8月25日から一部再開すると発表した。

磐越西線喜多方~野沢間では、8月3日の大雨により喜多方~山都間の濁川橋梁が倒壊するなど、大規模な被害を受けたため、8月10日からバスによる代行輸送を開始。会津若松~喜多方間や野沢~新津間では臨時ダイヤによる折返し運行が行なわれている。

倒壊した磐越西線喜多方~山都間の濁川橋梁。倒壊した磐越西線喜多方~山都間の濁川橋梁。

このうち山都~野沢間については設備確認が完了したとして、新津11時34分発野沢行きを山都まで(山都13時34分着)、野沢15時23分発新津行きを山都から(山都15時3分発)に変更して運行。代行バスも喜多方からの下りが朝・夕に各1本増便される(喜多方8時10分発、18時20分発)。

8月25日からの磐越西線会津若松~新津間の運行計画。山都~野沢間の列車再開は1往復のみで、代行バスは増便の上、山都発着で引き続き運行される。8月25日からの磐越西線会津若松~新津間の運行計画。山都~野沢間の列車再開は1往復のみで、代行バスは増便の上、山都発着で引き続き運行される。

なお、大雨の被害を受けたこの他の線区では、奥羽本線東能代・鷹ノ巣~大館間、五能線東能代~五所川原間、花輪線鹿角花輪(かづのはなわ)~大館間、米坂線今泉~坂町間でバスによる代行輸送が行なわれている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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