JR東日本仙台支社と新潟支社は8月23日、磐越西線山都~野沢間の列車運行を8月25日から一部再開すると発表した。
磐越西線喜多方~野沢間では、8月3日の大雨により喜多方~山都間の濁川橋梁が倒壊するなど、大規模な被害を受けたため、8月10日からバスによる代行輸送を開始。会津若松~喜多方間や野沢~新津間では臨時ダイヤによる折返し運行が行なわれている。
倒壊した磐越西線喜多方~山都間の濁川橋梁。このうち山都~野沢間については設備確認が完了したとして、新津11時34分発野沢行きを山都まで(山都13時34分着)、野沢15時23分発新津行きを山都から(山都15時3分発)に変更して運行。代行バスも喜多方からの下りが朝・夕に各1本増便される(喜多方8時10分発、18時20分発)。
8月25日からの磐越西線会津若松~新津間の運行計画。山都~野沢間の列車再開は1往復のみで、代行バスは増便の上、山都発着で引き続き運行される。なお、大雨の被害を受けたこの他の線区では、奥羽本線東能代・鷹ノ巣~大館間、五能線東能代~五所川原間、花輪線鹿角花輪(かづのはなわ)~大館間、米坂線今泉~坂町間でバスによる代行輸送が行なわれている。