【トヨタ シエンタ 新型】シートアレンジは車中泊もOK

シエンタで車中泊する場合
シエンタで車中泊する場合全 16 枚

新型トヨタ『シエンタ』は新しいプラットフォームにより居住空間が拡張された。普段の使い勝手だけでなく、ファミリーキャンプや愛犬との旅行と、アウトドアにもよいという。では、車中泊はどうだろうか。

[写真(全16枚):シエンタで車中泊する場合、可能なシートアレンジ]

結論からいうとまったく問題ない。もともとシエンタのシートアレンジは多彩で、新型になってもそれは受け継がれている。7人乗りと5人乗りの設定があるが、アウトドア活用なら5人乗りモデルをお勧めする。「シエンタ」には7人乗りの「7」という意味があるが、これはあくまでも非常用途であり、常に7人での運用を想定したものではない。アウトドアの場合、荷室空間は重要なので5人乗りのシートアレンジで荷物や車中泊の対応を考えたい。

通常の車中泊は、後席をフラットにして荷室と合わせて横になるスペースを確保する。シエンタでも基本はこの形になるだろう。モデリスタからは2メートル長のエアスリーブマットが発売されるという。大人2名の車中泊が可能だ。フラットにした場合、座面との空間は物入にもなる。コンパクトカーサイズだが、リアのタイヤハウスのでっぱりが最小限なのもよい。

もうひとつのパターンは前席(運転席と助手席)をフラットにして後席の背もたれを利用したリラックスモードのベッドを作ることも可能だ。この場合、完全なフラットにはならないが、休憩や仮眠には問題ない。

車中泊で次に重要なのは、AC100Vのアウトレットだ。オプション設定だが、新型シエンタは、荷室とインパネの2か所にACコンセント(100V・1500W)をつけることができる。前後にあるとテーブルタップなどで配線を引き回す必要がないかもしれない。

車中泊用ではないが、ルーフサーキュレーターをオプションで装着可能だ。エアコンの風を効率よく後席、3列目に送ってくれる。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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