カワサキモータース、モーターサイクル用水素エンジン車をデモラン

モーターサイクル用水素燃料直噴エンジンを搭載したバギーを披露
モーターサイクル用水素燃料直噴エンジンを搭載したバギーを披露全 40 枚

スーパー耐久第5戦が行われているモビリティリゾートもてぎにて、カワサキモータースはモーターサイクル用水素燃料直噴エンジンを搭載したバギーをお披露目し、デモランを行った。

スーパー耐久はトヨタ/Gazooレーシングの水素カローラが参戦して、カーボンニュートラルに向けての動きで注目を浴びている。昨年11月の岡山国際サーキットで国内自動車メーカーをはじめ、2輪メーカーも含めて共同で水素燃料エンジンについて開発を行うと発表した。

そこから月日を経て、カワサキモータースはモーターサイクル用水素燃料直噴エンジンを搭載した、研究用オフロード4輪車を作り上げ、モビリティリゾートもてぎのメインストレート上で、川崎重工の橋本社長とトヨタGazooレーシングカンパニー佐藤プレジデントとともにアンベールを行った。

今回はバギーの開発がメインではなく、あくまでもモーターサイクル用水素燃料直噴エンジンの開発がメインであり、開発やテストの都合上バギーに搭載している。

エンジンは、カワサキ『Ninja H2』の998cc直列4気筒スーパーチャージャーをベースに、水素燃料の筒内直接噴射仕様に改良し、車体は、北米などで販売しているTERYXシリーズの『KRX』を使用し、水素燃料タンクや燃料供給系統を設置するため大幅にレイアウトを変更している。

今回の研究用の実験車両を通して、カワサキモータース、スズキ、デンソー、トヨタ、ホンダ、ヤマハ、川崎重工の7社で共同研究開発を行っていくという。

アンベールを行い7社で記念撮影を行ったあとに、本来であればテストライダーと川崎重工の橋本社長がデモランを行う予定だったが、その様子をみていたモリゾウ選手がマシンに近づき、気がつけば運転席に座り、エンジンを掛けてデモランを行うというハプニングも起きたが、無事にモビリティリゾートのホームストレートを駆け抜けていった。


グリコ DONBURI亭 親子丼 210g×10個
¥2,236 (¥224 / 個)
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る