マツダの最上位SUV、『CX-9』に2023年型…今秋米国発売予定[詳細写真]

マツダ CX-9(米国仕様)
マツダ CX-9(米国仕様)全 20 枚

マツダの米国部門の北米マツダは8月30日、マツダ『CX-9』(Mazda CX-9)の2023年モデルを発表した。現地ベース価格は3万8750ドル(約545万円)で、今秋米国市場で発売される予定だ。

写真(全20枚):マツダ CX-9

現行の2代目CX-9は2015年秋に発表された。ボディサイズは全長5065mmと、初代比で30mm短縮。その一方、ホイールベースは55mm延ばし、室内の、とくに後席のゆとりを拡大している。このCX-9の車台をベースに、日本市場などに向けて開発したのが、2017年秋に発表された『CX-8』だ。日本の駐車環境を考慮して、CX-8の全長は4900mm、全幅は1840mmと、CX-9よりもコンパクト化されている。

CX-9の2023年モデルでは、入門モデルの「スポーツ」グレードを廃止。ひとつ上の「ツーリング」グレードが、新たなエントリーモデルの役割を担う。ツーリングは、2列目キャプテンシートを備えた6名乗りで、乗員の快適性と利便性を高めた。2列目シートには、スライド&チルト機能が付く。ブラックまたはサンドカラーのレザーシート、パワームーンルーフ、LED フォグランプ、ワイヤレスのスマートフォン充電器を標準装備している。

2023年モデルのパワートレインには、「SKYACYIV-G 2.5T」を継続採用する。2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力250hp、最大トルク44.2kgmを獲得する。トランスミッションは6速ATを組み合わせた。マニュアルモードとスポーツモードが付く。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  5. ロイター「日本にとって警鐘」…BYDが新型軽EV『ラッコ』をジャパンモビリティショー2025で公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る