家電で自炊?幸運なリピーターも…楽しみ方は十人十色、三菱「スターキャンプ」の魅力とは

写真は家電を満載して「スターキャンプ2022」に参加したご夫婦のアウトランダーPHEV。車の電気でキャンプを楽しむ
写真は家電を満載して「スターキャンプ2022」に参加したご夫婦のアウトランダーPHEV。車の電気でキャンプを楽しむ全 52 枚

9月3日(土)・4日(日)の両日、静岡県富士宮市のキャンプ場「ふもとっぱら」にて、三菱自動車が主催するアウトドアイベント「スターキャンプ2022」が開催された。

写真52枚:9月3日(土)・4日(日)に開催された「スターキャンプ2022」

「スターキャンプ」は三菱自動車が毎年夏に開催し人気を博しているイベント。コロナウイルスまん延の影響などもあり、今年の開催は3年ぶり。初回が開催されたのは、2代目『パジェロ』や『RVR』などが発売された1991年で、今回は18回目となる。

「スターキャンプ」の人気は非常に高く、参加には毎年数倍程度の倍率となる抽選を勝ち抜かないとならないほど。三菱自動車が主催するイベントながら、三菱車以外でも参加が可能で、今年は300組(クルマは1組1台)が「スターキャンプ」に訪れた。

老若男女が楽しめる「スターキャンプ」

「スターキャンプ」は単にオートキャンプを楽しむだけでなく、さまざまなイベントが組み込まれているのが魅力。今回は『アウトランダーPHEV』などを通して電動車の力強い走りを体験できる電動車試乗会や、プロドライバーの運転する『デリカD:5』に乗って、傾斜度45度の登坂を体験する4WD登坂キット同乗体験など自動車メーカーらしい体験試乗を設定。

また、近隣のオフロードコースを使い、アウトランダーPHEVやデリカD:5などを通して三菱のSUV&オフロード性能を体感できるSUVオフロード試乗会も開催された。このSUVオフロード試乗会にはアウトランダーPHEVで筆者も参加。すべてのセクションをEV状態で走り切るポテンシャルの高さにはあらためて驚かされた。

もちろんキャンプファイヤーやライブ(ゲストはなんと藤巻亮太さん)、アウトドアクッキングワークショップ、丸太切り体験、ボルタリング、スラッグラインなどアウトドア色の強いイベントもたくさん用意。老若男女が楽しめるイベントに仕上げられているという印象だ。

家電でキャンプ、連続当選のラッキーな参加者も

東京からアウトランダーPHEVで参加されたご夫婦のラゲッジルームをのぞいてみると、電子レンジに炊飯器、電気ポットを搭載。さらに車外にはホットプレートが置いてあった。話を聞いてみたことろ「私たちはキャンプなんてしたことないけど、アウトランダーPHEVなら家にある家電を積んでくれば、それだけで簡単にキャンプできちゃうのがいいですね。キャンプ場に来る前に道の駅で急速充電して、チャージモードで走ってきました。これで、安心して1泊できますよ」とのこと。

ほかにも、キャンプ場内を歩いていると、サイトをキレイにデコレーションしているデリカD:5のオーナーを発見。「前回、手作りのかざぐるまを作ったら、すごくバズっちゃって、いろんなメディアに紹介されたんです。なので、今回もいろいろとデコってみました」とのこと。よくよく見ると2018年のスターキャンプのグッズを搭載しているのでさらに話を聞くと「今回で3回連続で当選なんです。なんだかこんなに運がよくて、はずれた方に申し訳ない気分。でもとにかくスターキャンプが大好きで、いろいろとデコって楽しんでいます。」と超ラッキーな参加者もいた。

このようにファンも多いスターキャンプ。これからもパワーアップして、さまざまなメニューを充実させながら、いつまでも続いて欲しいと感じた。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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