マナーです! 車内を消臭して快適環境を作る ~Weeklyメンテナンス~

マナーです! 車内を消臭して快適環境を作る ~Weeklyメンテナンス~
マナーです! 車内を消臭して快適環境を作る ~Weeklyメンテナンス~全 1 枚

夏のレジャーに出かけたあとは、クルマの中がしっかり汚れている。そのままにしておくと臭いの原因になってしまう。秋の行楽シーズン以降も愛車を快適に乗るために今こそ消臭処理を実施しよう。

そもそもクルマの中は、少々汚れてもカビが発生しない強固な防かび性能を持った生地がシートやフロアなどの各部に用いられている。内装加工を行うあるショップでは、車内に一般的な生地を使うと梅雨時などはすぐにカビが発生して臭いの原因になってしまうといった話を聞く。それだけクルマの内装は過酷な環境に合わせた高性能を備えているのだ。

しかし、その高性能に甘えてノーメンテだと臭いが発生してしまうことも少なくない。例えば食べこぼし、アウトドアで靴底に付いた汚れの車内への持ち込み、雨の日の水分、タバコ、シートに染みこんだ汗、さらにはペット臭など、臭いの原因になる要素はたくさんある。いくらクルマの内装生地がプロテクト能力が高くても、これだけの強敵を相手にすれば臭いの発生は免れることはできないのだ。

ただし、恐ろしいのはいつも乗っている愛車はドライバーの嗅覚が慣れてしまって、よほどの悪臭でも無い限り気づかないケースも多い。普段乗らない友達や親戚などが乗り込むとその臭いにドン引きすることだってある。そんなことにならないためにも定期的に車内の消臭処理を実施しておくと良いだろう。

普段から臭いの発生を抑えるために装備しておくと良いのはUSBやソーラーで給電する除菌消臭機器。これらを車内に設置することで臭いの発生を未然に予防することができる。プラズマクラスターや光触媒、低濃度オゾン発生器など、さまざまなスタイルの除菌消臭機器があるのでチェックしてみよう。

しかし、すでに臭いが発生している場合には消臭処理が必要になる。その場合、もっとも手軽な方法は家庭用の消臭スプレー利用する方法だろう。これなら自宅にある消臭スプレーで今すぐ実戦可能だ。一方、少しこだわるならばカー用品店で販売されているクルマのシート生地や内装に合わせた性能を備えた消臭スプレーが良いだろう。車内専用として設計されているので安心感も高い。その時の選び方はあくまでも消臭を目的としたアイテムを選ぶこと。香り付けを主にしたアイテムだと特定の香りが残ってしまうことになるので要注意だ(もちろんプラスアルファで車内の香り付けを目的にするならばその選択肢もありだが)。

さらに車内全体の臭いを根本的に除去したいと思った場合、部分的なスプレー消臭では間に合わなくなってくる。そこで用意されているのが車内に消臭剤を充満させるスチームタイプの消臭剤だ。使い方は車内を閉め切ってエアコンを車内循環にし、車内ので消臭剤を噴霧。すると車内のフロア、シート、エアコン内部などをまとめて消臭してくれるという、すぐれものののケミカルなのだ。どこから臭ってくるかわからないが、どうしても嫌な臭いが取れないという場合にはこれらのアイテムを試してみるのも良いだろう。

ここまでDIYで消臭を実践しても、どうしても除去できないしつこい臭いが残る場合、根本的に消臭するのはプロに車内クリーニングをお願いする方法になる。クリーニング方法は業者ごとにさまざまだが、筆者が取材したショップではシートなどの内装装備を取り外した上で、洗剤を使って越しゴシゴシ洗うというかなりの本格クリーニングだった。残った水分は洗剤と一緒に吸い取ることができる専用の掃除機を使って処理。ただし同様の処理は素人&機材のない環境では難しいので要注意だ。クルマの内装丸洗いを実施しても自然乾燥を待っているとその間にカビや臭いが発生してしまう(むしろ臭いの発生を助長してしまうことになりかねない)ので専門の業者以外は車内まるごとの洗浄は避けた方が良いだろう。

車内臭いは早め早めに対処して快適な車内環境を作っておきたいもの。消臭アイテムを適材適所に用いて、車内の臭い環境を整えて、クリーンな愛車をキープしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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《土田康弘》

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