自動車メーカーに対する排ガス試験などの監査を強化へ…日野の不正受けて

国土交通省
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国土交通省は、日野自動車の一連の型式指定に関する不正を踏まえ、同種の不正を防止するため、自動車メーカーに対する監査を強化する。同省が9月9日に発表した。

自動車メーカーによる今回の日野と同様の不正を防止するため、今後、国土交通省自動車局、試験機関である自動車技術総合機構が監査を強化する。

具体的には監査時、排出ガスの長距離耐久試験での測定記録や試験条件に関する記録を詳細に確認する。2025年から燃費に関する生産時抜取試験の実施が義務化されるため、燃費性能試験の監査で実施状況、試験データを確認する。

不正行為の有無の報告を求める際の社内調査は、第三者性を担保した上で実施するよう指導するとともに、社内調査の実施体制、調査方法を含めて報告を求めて確認する。

また、自動車メーカーに対して日野の一連の不正事案を踏まえ、日野に対して行った是正命令に関わるような社内の問題点について、指導文書やプロセス監査を通じて確認・指導していく。

監査の手法については、経験・知見を蓄積しながら見直していく。


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《レスポンス編集部》

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