秩父鉄道に9月中旬以降、駅ナンバリング…10月1日から急行とSL列車の停車駅を変更

10月1日から武川駅が通過となり、時刻が統一される『SLパレオエクスプレス』。
10月1日から武川駅が通過となり、時刻が統一される『SLパレオエクスプレス』。全 4 枚

埼玉県の秩父鉄道は9月13日、駅ナンバリングを9月中旬以降に順次導入すると発表した。

インバウンド需要の回復などを見込み、駅名看板の多言語化とともに行なわれるもので、駅ナンバリングは秩父鉄道の路線番号「CR」と2桁の駅番号を組み合わせたものとなる。

駅ナンバリング付き、多言語対応の新たな駅名標のイメージ。沿線地域の自然や歴史を活かしたものとなる。駅ナンバリング付き、多言語対応の新たな駅名標のイメージ。沿線地域の自然や歴史を活かしたものとなる。

なお、秩父鉄道では、埼玉県深谷市内のふかや花園駅前に10月20日、アウトレットモールの「ふかや花園プレミアム・アウトレット」が開業することに伴なうダイヤ改正を10月1日(平日ダイヤは10月3日)に実施することも発表している。

この改正では『急行秩父路』のふかや花園駅停車や、熊谷~寄居間での大幅な増発が予定されており、羽生・熊谷~長瀞間の区間列車設定や始終発時刻の変更、急行と一部区間の各駅停車運行本数の見直しも行なわれる。詳細な時刻は9月20日頃に秩父鉄道のウェブサイトで公表される。

新たにふかや花園駅に停車する『急行秩父路』。現在は急行料金不要で利用できる。新たにふかや花園駅に停車する『急行秩父路』。現在は急行料金不要で利用できる。

『SLパレオエクスプレス』も10月1日以降はふかや花園駅に停車し、代わって同じ深谷市内の武川(たけかわ)駅が通過となる。同時に平日、土休日に分かれていた時刻が、熊谷10時15分発~三峰口12時54分着・14時5分発~熊谷16時20分着に統一される。

また、「ふかや花園プレミアム・アウトレット」のオープンに伴ない10月22・23・29・30日、11月3~6日は下りを寄居→三峰口間、上りを三峰口→熊谷間の運行とし、下り列車については指定席料金不要で乗車できる。

駅前にアウトレットモールが開業するふかや花園駅。駅前にアウトレットモールが開業するふかや花園駅。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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