南九州を中心にJR線の運行見合せが続く 台風14号の影響

全列車が運休している『ゆふいんの森』。
全列車が運休している『ゆふいんの森』。全 4 枚

台風14号の影響により、JR九州の南九州を中心とした線区で9月22日時点も運行見合せが続いている。

台風14号によるJR九州の被災箇所。台風14号によるJR九州の被災箇所。

久大本線(久留米~大分)では、野矢~由布院間で道床流出や築堤崩壊などが発生しているため、豊後森~由布院間で運行を見合わせており、10月上旬の再開を目指して復旧工事が進められている。

このため、特急『ゆふいんの森』全列車と観光列車の『或る列車』が当面の間、運休となる。また特急『ゆふ』は、1・2・5・6号が博多~日田間、3・4号が博多~豊後森間での運行となっている。

久大本線の特急『ゆふ』は日田または豊後森で折返し運行を実施。運休区間については臨時ダイヤによるバス代行も検討されている。久大本線の特急『ゆふ』は日田または豊後森で折返し運行を実施。運休区間については臨時ダイヤによるバス代行も検討されている。

指宿枕崎線(鹿児島中央~枕崎)では、複数箇所で倒木などが確認されている指宿~枕崎間で9月27日中の再開を目指して復旧作業が進められている。

肥薩線(吉松~隼人)では吉松~栗野間で築堤崩壊が発生しているため、10月上旬の再開を目指して復旧作業が進められており、9月26日からのバス代行輸送が検討されている。

吉都線(都城~吉松)では西小林~えびの飯野間で築堤崩壊が発生しているため、10月上旬の再開を目指して復旧作業が進められており、9月26日からのバス代行輸送が検討されている。

日南線(田吉~志布志)では大隅夏井~志布志間で早期復旧が困難な大規模築堤崩壊が発生しているため、南郷~志布志間で運行を見合わせている。再開までには日数を要することから、9月26日からのバス代行輸送が検討されている。なお、倒木などが発生していた青島~南郷間は9月23日始発から再開する。

観光列車の『或る列車』も運休している。観光列車の『或る列車』も運休している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る