キャデラック エスカレード 新型に頂点「V」、682馬力…デトロイトモーターショー2022

内外装にVシリーズらしさを表現

38インチの湾曲した大型OLEDディスプレイ

6.2リットルV8スーパーチャージャー搭載

キャデラック・エスカレード V(デトロイトモーターショー2022)
キャデラック・エスカレード V(デトロイトモーターショー2022)全 10 枚

キャデラックは9月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2022に、新型『エスカレード』の高性能モデル「エスカレードV」(Cadillac Escalade-V)を出展した。

写真:キャデラック・エスカレード V

「Vシリーズ」は、「キャデラックレーシング」の血統を受け継ぐ高性能モデルだ。現在、米国市場では、小型セダンの『CT4』をベースにした『CT4-V』、中型セダンの『CT5』 をベースにした『CT5-V』が用意されている。エスカレードVは、Vシリーズ初のSUVとなる。

◆内外装にVシリーズらしさを表現

キャデラック・エスカレード Vキャデラック・エスカレード V

エクステリアは、ブラック仕上げのメッシュグリルやフロントリップスポイラー、大径タイヤなど、Vシリーズらしい迫力を演出した。クワッドエキゾースト、専用のブレンボ製6ピストンフロントブレーキ、エッジレッドのブレーキキャリパー、専用の22インチアルミホイールも装着する。

マグネティックライドコントロール4.0、エアライドアダプティブサスペンション、専用チューンのリアエアスプリングとダンパー、ドライバーがカスタマイズ可能なパフォーマンスドライビング設定、車高を低くしたサスペンション、V8サウンドを制御するアクティブエキゾーストバルブを備えたVモードを採用する。

インテリアは、ゼブラウッドのアクセントが付いたブラックまたはダークオーバーンのトリムが選べる。3列シートのすべてがセミアニリンレザー仕上げ。フロントシートのパワーマッサージ機能とヒーター付きステアリングホイールが装備されている。

◆38インチの湾曲した大型OLEDディスプレイ

新型には、自動車メーカーの車載ディスプレイとしては初めて、38インチの湾曲した大型OLEDディスプレイを採用した。OLEDは、有機発光ダイオードだ。

鮮やかな解像度の38インチ大型OLEDディスプレイは、4Kテレビの2倍のピクセル密度が特長だ。キャデラックによると、このテクノロジーが最大限の色の表現を可能にするという。このOLEDディスプレイには、センターディスプレイ用のタッチスクリーンコントロールを導入。ロータリーダイヤルコントローラーとステアリングホイールコントロールも装備される。

システムは、3つの画面で構成される。ドライバーの左には、7.2インチのタッチコントロールパネルを備えたドライバーインフォメーションセンター、ステアリングホイールの向こうには14.2インチのクラスターディスプレイ、ダッシュボード中央には16.9インチのインフォテインメントスクリーンをレイアウトした。OLEDテクノロジーの鮮やかな色と視覚は、画面を覆うフードを不要にしている。

◆6.2リットルV8スーパーチャージャー搭載

キャデラック・エスカレード Vキャデラック・エスカレード V

パワートレインは、CT5-Vのさらなる強化版、『CT5-Vブラックウィング』と共用する。直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンをスーパーチャージャーで過給したユニットだ。

このV8スーパーチャージャーは、フルサイズSUVのエスカレードV向けに、専用チューンが施された。吸排気効率を高める大容量スーパーチャージャーは最大1万3500rpmで回転し、高いブーストを発揮する。この結果、最大出力682hp/6000rpm、最大トルク90.3kgm/4400rpmを引き出す。CT5-Vブラックウィングの最大出力668hpを14hp上回る。

トランスミッションは10速AT。駆動方式は、フルタイムのアクティブAWD。0~96km/h加速4.4秒以下、0~400m加速12.74秒の性能を可能にしている。

《森脇稔》

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