ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~

ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~
ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~全 25 枚

9月4日、晴天の富士スピードウェイで開催されたモディファイされたクルマのイベント『A-MESSE』。選考によって選ばれた500台のクルマが集まったが、モディファイのレベルは極めて高かった! 

スタンス、VIP系のクルマが多かった印象だが、素人目にもアメリカンな空気が流れる空間があった。2台のダイハツ『ムーヴキャンバス』が並んだ場所は、クルマの仕上がりはもちろん、プラスαの演出まで含めて、アメリカンテイストでまとめられていたのだ。

ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~

2台のオーナー、YASUXILEさんとひでまるさんは、二人とも最初はクルマを(少なくともここまで)イジるつもりはなかったという。白×赤のツートーン仕様のオーナー、YASUXILEさんは、前車ハイエースを徹底的にイジッていて、「このクルマはイジらないで乗るつもりだった」と話す。だが、曰く「悪友」(ひでまるさんのこと)に出会ったことで状況一変。元々クルマ好きだったこともあり、影響を受け、また影響を与え、愛車はどんどん進化。購入時は白×緑のツートーンだったのを“赤化”し、ヘッドライトも殻割りして構成パーツを塗装&加工。C字型ライトがウインカーになるよう、配線にもひと工夫した。内装も、シートカバーを白基調に赤ステッチ仕様とするなど、総合的にまとめ上げるトコロまで行ってしまった。

ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~

YASUXILEさんは「雰囲気を重視」と今では腹を括っている!? アメリカ東海岸でワーゲンのカスタムのスタイルであるキャルルックを突き詰めているのだ。さらにUS調の標識を製作してもらったり、やらないのにサーフボードを積んでみたり。クルマのモディファイはもちろん、演出の部分でも存分に楽しんでいた。

ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~

ひでまるさんの狙いもキャル。ワーゲンバス風に仕上げている。アイアンバンパー風の造形のスポイラー(Dスポーツ製)も、ワーゲンバス的雰囲気を強調する。サイドステップは設定がなかったので、トコット用を加工して装着しているそうだ(造形もかなり見直したそうだ)。コチラのキャンバスは、“あるべきものがない”のが印象的だった。

ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~

フロントグリルのエンブレム、フェンダーのウインカー、リアまわりもワイパーやリフレクター等々をスムージングしていたのである。この辺りも、アメリカンとの親和性が高い手法と言えよう。ルーフのラックは、ラパン用をベースに、長さをルーフいっぱいに設定し直していた。ワーゲンバスっぽい雰囲気造りに、コレも貢献しているように思えた。もちろん内装も隙はない。白基調+赤ステッチ仕様で張り替えた、クラシカルな形状が特徴のコブラシートは存在感抜群だったのだから。

ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~ポップで可愛いムーヴキャンバスが会場の注目を集める! ~A-MESSE~

お二人とも、“今後”についても意欲的だった。YASUXILEさんは「完成形に近い」と語っていたが、エンブレム等のスムージングをイメージしていて、ひでまるさんは現在特注でフロアマットを作ってもらっているそう。「あと車内の天井を貼り込んでもらえば完成かな」とも。最初はイジるつもりはなかったけれど、結局内外装を高次元でモディファイするまでに。そして、仕上げられたクルマはもちろん、演出まで含め、見どころ十分のエリアだったのである。

《小松ひろ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  3. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  6. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  7. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  8. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  9. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  10. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
ランキングをもっと見る