車内のデジタル&高級化は確実!VW『ティグアン』次期型の内装をスクープ

VW ティグアン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
VW ティグアン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 31 枚

VWが販売するコンパクトクロスオーバーSUV『ティグアン』次期型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

2代目となる現行型ティグアンは2016年に発売。2020年には「eハイブリッド」の追加など大幅改良がなされているが、7年ぶりのフルモデルチェンジに向けて開発が進められている。

VW ティグアン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)VW ティグアン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

捉えたプロトタイプは、依然として現行型を模倣した黒いテープやステッカーでカモフラージュされている。しかしズームインすると、最終デザインのスリムなヘッドライトや、EVシリーズの『ID.4』に似た上部グリルなど、ステッカーの下にあるさまざまなコンポーネントシルエットやデザインが見えている。

次期型ではフルエレクトリック(BEV)も登場予定だが、このプロトタイプ車両はグリルを装備していることからICE(内燃機関)モデルであることがわかる。フロントバンパー下部には、全幅に広がる大開口インテークを装備。コーナーには現行型に似せたインテークのステッカーがみえるが、より直立に、より四角い形状になると予想される。全体的にみるとID.4と『トゥアレグ』をミックスしたイメージとなるだろう。

リアエンドでは、スリムなLEDテールライトを隠すステッカーが貼られているほか、バンパーやエキゾーストパイプに至るまでデカールで厳重にカモフラージュされている。

次期型はボディの拡大が予想されており、ロングホイールベースの「オールスペース」と統合される可能性がある。

VW ティグアン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)VW ティグアン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

次期型は基本的なボディシルエットを維持するものの、その内部は別物だ。コックピットには、中央タッチスクリーンがダッシュボードとは独立した、まったく新しいレイアウトが見てとれる。空調やナビ/ラジオの操作など、ほとんどの機能がディスプレイ上に集約されるはずだ。一方、ダッシュボードの残りの部分はカバーされているため、他の詳細を推測することは不可能ながら、デジタル化、高級化路線は確実と言えるだろう。

プラットフォームはEV向けの「MEB」ではなく、「MQB Evo」の進化系を採用することで多彩なパワートレインに対応すると見られる。エントリーレベルにマイルドハイブリッド(MHEV)のパワートレインを搭載。主力モデルにプラグインハイブリッド(PHEV)を配置し、上位モデルにEVがラインアップされると予想されるが、EVの登場は遅れると思われる。

最新情報では、ティグアン次期型のデビューは2023年内とされる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る