ヤマト運輸とSHKライングループ傘下の東京九州フェリーは、関東~九州間の海上輸送を活用したモーダルシフトの輸送規模を9月から拡大した。
環境負荷低減に向けて、トラックによる輸送から鉄道輸送や海上輸送に切り替えるモーダルシフトを推進するため、ヤマト運輸は2021年7月から関東~九州間のトラック長距離輸送の一部を東京九州フェリーの海上輸送に切り替え、横須賀港(神奈川県)~新門司港(福岡県)間でフェリー輸送を開始した。
従来のトラック輸送に比べ、同じ輸送重量を想定した場合、温室効果ガス排出量を年間約1400トン(約66%)削減する効果がある。
モーダルシフト運用フロー