薄日が差し込む国内新車販売、9月は15か月ぶり増加[新聞ウォッチ]

トヨタ・ヤリス
トヨタ・ヤリス全 5 枚

雲一つないさわやかな秋晴れの空のようなわけには、まだまだいかないが、国内新車販売にもようやく薄日が差し込んできたようにも見受けられる。

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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した9月の国内新車販売台数は、前年同月比24.1%増の39万5163台となり、15か月ぶりのプラスに転じたという。

きょうの各紙も取り上げているが、新型コロナウイルス禍での中国のロックダウン(都市封鎖)による供給網混乱が落ち着き、半導体などの部品不足も改善傾向にあることが大きいと分析。ブランド別では首位のトヨタ自動車の販売が25%増と、前年同月から2万台以上も増加したことも寄与したとも伝えている。

このうち、普通車(登録車)は24万2042台と17.8%の増加で、13か月ぶりに前年を上回ったほか、軽自動車も2か月ぶりに再び増加へ転じ、9月は15万3121台と35.6%増だったという。

一方で、2022年度上半期(4~9月)の国内新車販売台数は前年同期比6.1%減の192万3489台で、2年ぶりのマイナス。半導体不足の長期化や中国でのロックダウンに伴う生産停止が響いたという。なかでも普通・小型車は8.4%減の101万2206台と過去20年で最低。軽自動車も0.2%の微減の75万593台だったが、過去10年で最も少なかったようだ。

今後の見通しについても雲一つない秋晴れの空は期待薄。鉄鋼など原材料価格の高騰で値上げに踏み切るメーカーも出始め、今後の販売に影響を及ぼす可能性があるほか、少なくとも年内は半導体不足の影響が残る可能性が高いことなどからも「安定供給できるかは見通せない」(日経)との指摘もある。

2022年10月4日付

●Tポイント・Vポイント統合、CCC・三井住友が発表(読売・2面)

●和菓子「船橋屋」社長が辞任、交通事故相手に「この野郎」、ドラレコ映像SNSで拡散(読売・25面)

●景況感3期連続悪化、製造業原材料高・円安響く(朝日・3面)

●国内の新車販売6.2%減、4~9月、192万台、半導体不足響く(朝日・9面)

●ネット広告3社規制、経産省米グーグルなど(毎日・6面)

●円、再下落一時145円,財務相為替介入の再実施示唆(毎日・7面)

ダイハツ・タントファンクロスダイハツ・タントファンクロス

●「タント」新モデルアウトドア向けも、ダイハツ(産経・11面)

●9月の新車販売、15か月ぶりプラス(東京・8面)

●JAL、全社員にDX教育(日経・14面)

中国上海の販売店に置かれるテスラ中国上海の販売店に置かれるテスラ

●テスラEV、広がる価格差、「モデル3」中国、米より110万円安、現地勢と価格競争激しく(日経・15面)

●日野の大型トラック販売68%減(日経・15面)

《福田俊之》

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