DS 3 改良新型、車名も表情もチェンジ…パリモーターショー2022で発表へ

車名から「クロスバック」がなくなり『DS 3』に

新形状のステアリングホイールを装備

スポーティな「DSパフォーマンスライン」仕様

DS 3 改良新型
DS 3 改良新型全 10 枚

DSは10月10日、小型クロスオーバー車の『DS 3クロスバック』(DS3 CROSSBACK)の改良新型を10月17日、フランスで開幕するパリモーターショー2022で初公開すると発表した。

◆車名から「クロスバック」がなくなり『DS 3』に

DS 3 改良新型DS 3 改良新型

デビューから約4年を経て登場した改良新型では、車名から「クロスバック」がなくなり、『DS 3』に変更された。フロントマスクを中心に変更を受けた。新デザインのフロントバンパーの左右には、『DS 4』や『DS 7』に採用されたのと同様のデイタイムランニングライトが組み込まれる。ヘッドライトには、最新のLEDテクノロジーを導入した。フロントグリルは、仕様に応じてグロスブラックまたはクロームメッキ仕上げとなる。

改良新型には、7種類のボディカラーが設定されている。新色として、パール光沢仕上げの3層カラー、ディーバレッドとラッカードグレーが採用された。ボディカラーがクリスタルパール、プラチナグレー、アーテンスグレー、ペルラネラブラック、ポーラーホワイトの場合、オプションでルーフの色をペルラブラックまたはカラットグレーで仕上げることができる

リアは、テールライト周りに、漆塗りのブラックストリップをあしらった。このブラックストリップには、DS7と同様に、ポリッシュドステンレス製の「DS AUTOMOBILES」の文字が配されている。アルミホイールは、効率を高める新しいデザインを採用した。17インチと 18インチの2種類が用意されている。

◆新形状のステアリングホイールを装備

DS 3 改良新型DS 3 改良新型

インテリアには、新開発の10.3 インチの高解像度センタースクリーンが標準装備された。最新のインフォテインメントシステムとして、「DS IRIS SYSTEM」が組み込まれている。

新形状のステアリングホイールを装備した。このステアリングホイールには、新デザインのインフォテインメントシステムのスイッチや、パドルシフトが組み込まれる。

アートレザー仕上げのナッパレザー、アルカンターラ、パールステッチ、DSならではの「Clous de Paris」エンボスインサートを採用した。シートは、クラス最高の座り心地を追求する。フロントシートには、ヒーター、マッサージ、電動調整などの機能が付く。

◆スポーティな「DSパフォーマンスライン」仕様

改良新型には、「DSパフォーマンスライン」仕様をラインナップする。標準仕様では、クロームのDSウィングとリアガーニッシュを、DSパフォーマンスラインはマットブラックに仕上げに変更する。フロントグリルのひし形の格子やルーフレールは、ツヤを出したブラックで仕上げた。ディテールを黒で統一しつつも、さまざまなツヤ感、素材感、質感を使い分けることで、豊かな表情を生み出すことを狙う。

シートやダッシュボード、ドアトリムは、アルカンターラで装飾された。新しいバサルトブラックのグレイン レザーシートが、オプションで選択できる。「DSパフォーマンスライン+」仕様では、センターアームレスト、サンバイザーと足元の照明などが追加装備されている。

改良新型の内燃エンジン搭載車には、ガソリン仕様に6速MTの「PureTech 100」と 8速ATの「PureTech 130」を用意した。ディーゼル仕様には、8速ATの「BlueHDi 130」を設定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る