JR九州のホテル列車「ななつ星」がもっと豪華に、3泊4日170万円コースも[新聞ウォッチ]

JR九州ななつ星
JR九州ななつ星全 3 枚

このところ鉄道ファンにはたまらないほどのニュースが目白押しと思っていたら、1872年(明治5年)に日本初の鉄道が新橋~横浜間で開業してから、あす(10月14日)で150年になるそうだ。

【画像全3枚】

きょうの朝日にも「鉄道開業150年」とのタイトルで、「全国に張りめぐらされ、社会の発展を支えてきた身近な公共交通機関について、様々な角度から考えたい」という特集企画を社会面のほぼ全面を割いて掲載。ちなみに、きょうの紙面には、大きく変化を続ける「駅」についてのレポートを取り上げている。

そんななかで、JR九州が、九州を周遊する豪華寝台列車「ななつ星in九州」の車内を2013年の運行開始以来初めて大掛かりに刷新。客室数を減らし、新たに茶室やバーラウンジを設けてサービス向上を図るという。

きょうの読売などが報じているが、客室数は14室から10室に減らして、30人だった定員は10人少ない20人となるという。また、車両の刷新に合わせ、運行ルートを見直して料金も値上げする。その料金は2人で1室利用の場合、1泊2日のコースが1人65万~90万円。3泊4日の2コースは、1人115万~170万円と、さらに豪華な料金改定になるそうだ。

読売には「これまで以上にお客さまに寄り添ったおもてなしや、乗客同士が親しくなれる空間を楽しんでほしい」などと、クルーズトレイン本部長の松尾英典執行役員のコメントも伝えている。

10月15日から運行開始、すでに来年3月中旬までは完売、今週末から3月下旬以降の予約を受け付けるそうだが、もっとも、スタート開始後予約殺到の政府の旅行需要喚起策「全国旅行支援」を賢く利用して旅を計画する人には縁のない話かも……。

2022年10月13日付

ホンダ米にEV拠点、オハイオ電池・車生産6000億円規模(読売・9面)

●新「ななつ星」最高170万円(読売・8面)

●進む円安再介入焦点、24年ぶり一時146円台(朝日・3面)

●イプシロン初の失敗、JAXA宇宙開発に影響も(毎日・1面)

対日産出資15%軸に、ルノー、引き下げに前向き(毎日・6面)

●F1や車座対話訪日客念頭にアピール「脱マスク」目立つ首相(産経・5面)

●東京五輪最高位スポンサー受注、800億円分個別契約額非公表(東京・1面)

●通園バス安全装置義務化、来年4月から4.4万台対象(東京・3面)

燃油補助一部は店の利益に、110億円分反映されず、財務省分析(東京・3面)

●いすゞ、中古トラック再生、生産時のCO2 9割減(日経・1面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  5. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る