秘匿データを保護したい…車載電池データの流通システム構築で NTTデータとデンソー

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

NTTデータデンソーは秘匿データを保護しながら必要なデータのみ相互流通できる安全性の高いシステムを実現するため、電動車向けバッテリーに関する業界横断エコシステムを構築する。

両社は2023年度中のサービスの商用化を目指して、自動車業界・製造業向け共通プラットフォームの構築を検討する。

欧州では、今後施行される欧州電池規制に対応するため、データ流通構想をまとめた「Gaia-X」や、ドイツの自動車メーカーやIT企業中心に「Catena-X」といった仕組みの構築が進んでいる。ドイツ自動車関連企業と取引する日本の部品メーカーなども「Catena-X」を利用したデータ流通を求められる。

ただ、日本の企業が「欧州電池規制」に対応するため「Catena-X」でデータを流通する場合、カーボンフットプリントなどの必要な情報だけでなく、自動車の構成部品の原材料や受発注に関する情報など、企業秘密にかかわるデータが海外のデータセンターに保管される。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  3. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る