ヘッドライト再生システム「グロスフィニッシャー」…時間&精度

ヘッドライト再生システム「グロスフィニッシャー」…作業時間の速さ&仕上がり精度の高さが特徴
ヘッドライト再生システム「グロスフィニッシャー」…作業時間の速さ&仕上がり精度の高さが特徴全 4 枚

新車時はクリアで透明感があった樹脂製ヘッドライトが、いつの間にか、黄ばみや曇り、くすみが進行…。それに気づきながら放置すると見た目の悪さは徐々に悪化し、夜間運転時の視界不良につながっていく。

黄ばみや曇りが酷すぎる状態で車検を受けると光量不足を指摘され、車検を通すためにヘッドライト交換を余儀なくされるケースもありえる。最近のヘッドライトはユニット化されている場合が多く、ヘッドライト交換の出費は思いのほか高額となり、大きな痛手になってしまう。

新車の製造遅延の中で、1台のクルマに長く乗り続ける保有の長期化を背景に「ヘッドライト磨き・黄ばみ取り(ヘッドライトクリーニング)」のニーズは高まっており、ディーラーや整備工場、ディテイリングショップでは本格的な施工サービスを提供。カーオーナーがDIYで施工できる商品も多く、カー用品店やホームセンター、ネット通販などで入手できるが、ヘッドライト磨きサービスや市販品は多岐にわたり、その特徴や効果、施工方法などは様々だ。

グロスフィニッシャー

ヘッドライトの黄ばみやくすみの除去を目的として、様々な商品・サービスがリリースされている中、塗料・溶剤・工業薬品・塗装関連機器の製造販売を行っている日本ジェット・オン株式会社は、プロショップ向けにヘッドライト再生システム「グロスフィニッシャー」を提供している。

同システムは、作業時間の速さと仕上がり精度の高さが特徴。特殊な研磨フィルムや研磨剤、脱脂剤、バフ、コンパウンドなどがセットになった「専用キット」と、専用ガラスコーティング剤「JET-ONグロスフィニッシャー」を用いることで、経年劣化で変色したヘッドライトの表面(ハードコート層:紫外線硬化型塗料)を、短時間の施工作業で新車時のような美しい状態に仕上げられる。

施工の流れは、まずはじめに専用キットに含まれる、特殊な研磨フィルムを用いて電動ポリッシャーでヘッドライト表面の黄ばみやくすみを剥離し、研磨フィルムの番手(目の粗さ)を上げながらキズも削り取る。最終仕上げの研磨フィルムで研磨したら、下地仕上げのため専用バフとコンパウンドで磨く。下地作業が完了後、ヘッドライト表面にキズが残っていないかしっかり確認し、専用の脱脂剤を使って油分や汚れをしっかり拭き取る。

このあと、専用ガラスコーティング剤(JET-ONグロスフィニッシャー)を専用スポンジにつけて塗布。速乾性があるため簡単に作業できる。続いて、専用バフと研磨剤で艶出し作業を行う。このとき、日本ジェット・オン株式会社が推奨するギアアクションポリッシャーを使用すれば、より簡単に作業が可能となり、国産車であれば片側約15~20分、左右で約30~40分程度で完了できるという。

「グロスフィニッシャー」の施工手順がわかる動画が日本ジェット・オン株式会社のYoutubeチャンネルに公開中のため、導入を検討する事業者は参考情報としてチェックするとよいだろう。

ヘッドライト再生システム「グロスフィニッシャー」…作業時間の速さ&仕上がり精度の高さが特徴

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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