東武鉄道(東武)は10月13日、『SL大樹』を11月23日に新藤原駅(栃木県日光市)まで運行すると発表した。
これは東武創立125周年を記念したツアー列車として運行されるもので、鬼怒川温泉~新藤原間の営業運行は初めてとなる。
当日は『SL大樹5・6号』を延長する形で運行され、新藤原行きはディーゼル機関車が、下今市行きはC11形蒸気機関車が先頭となる。

時刻は下今市13時1分発~新藤原13時56分着・15時12分発~下今市16時14分着で、11月16・17日には鬼怒川温泉~新藤原間で試運転が行なわれる。
乗車には浅草発着または下今市発着の日帰りツアーへの参加が必要。募集人員は130人で、旅行代金は浅草発着が大人1万1000円・子供8000円、下今市発着が大人7000円・子供6000円。申込みは10月25日11時から東武トップツアーズのウェブサイトや各支店で開始される。
また、東武鉄道公式ファンクラブ会員向けには浅草発着のツアーが用意されており、50人を募集。旅行代金は大人1万円。申込みは10月17日11時~10月24日18時にDMMオンラインサロンの東武鉄道公式ファンクラブで受け付ける。
このほか、東武創立125周年と『SL大樹』の新藤原乗入れを記念した記念乗車券(1000円)が11月1~30日に東武線の55駅で合計3000セット発売される(購入は1人5セットまで)。