都営地下鉄大江戸線・都庁前駅で5G活用プロジェクト…旅客案内や保守点検で検証 10月21日から

大江戸線都庁前駅のホーム。
大江戸線都庁前駅のホーム。全 5 枚

東京都交通局は10月19日、都営地下鉄大江戸線・都庁前駅(東京都新宿区)で第5世代移動通信システム(5G)を活用するプロジェクトを10月21日から開始すると発表した。

【画像全5枚】

同駅では5月に地下鉄駅としては初めて複数の通信事業者がアンテナを共用する「インフラシェアリング方式」と呼ばれる5G環境が整備されたが、今回のプロジェクトでは通信事業者が整備する通信環境の影響を受けない「ローカル5G」と呼ばれるネットワークを構築し、旅客サービスや保守点検作業へ活用するための検証が行なわれる。

地下2階改札付近で行なわれるAIカメラの映像解析による旅客サービスへの活用検証。カメラから駅員のモバイル端末へ伝送された高精細映像を解析することで、車椅子や白杖を使用する旅客を検知する。地下2階改札付近で行なわれるAIカメラの映像解析による旅客サービスへの活用検証。カメラから駅員のモバイル端末へ伝送された高精細映像を解析することで、車椅子や白杖を使用する旅客を検知する。

旅客サービスでは、10月21日から2023年1月5日まで、AIカメラで撮影された高精細映像を旅客サービスに活用する検証や、現実の風景をコンピュータで生成した情報を重ね合わせる拡張現実(Augmented Reality=AR)を活用した旅客の移動支援に関する検証を実施。合わせて、AIサイネージによる効果的な情報発信の検証も行なわれる。

地下2階改札外や地下1階で行なわれるARを使った旅客の移動支援へ向けた検証。スマートフォンの専用アプリで目的地を設定すると(左)、映像に青線でルートが表示される(右)。地下2階改札外や地下1階で行なわれるARを使った旅客の移動支援へ向けた検証。スマートフォンの専用アプリで目的地を設定すると(左)、映像に青線でルートが表示される(右)。地下2階改札付近で行なわれるAIサイネージによる効果的な情報発信への活用検証。サイネージ内蔵のカメラで視聴状況を計測し、広告内容に対する反応を確認する。地下2階改札付近で行なわれるAIサイネージによる効果的な情報発信への活用検証。サイネージ内蔵のカメラで視聴状況を計測し、広告内容に対する反応を確認する。

保守点検作業では、11月19・20日、12月3・4日の終電後に、トンネル内施設の点検へ活用することなどを念頭に置いた検証が行なわれる。

保守点検作業への活用に向けた検証。保守用車に設置された高精細カメラで撮影されたトンネル内の線路や天井、壁などを5Gで駅構内の記録装置へ伝送し、AI解析による異常検知などを行なう。保守点検作業への活用に向けた検証。保守用車に設置された高精細カメラで撮影されたトンネル内の線路や天井、壁などを5Gで駅構内の記録装置へ伝送し、AI解析による異常検知などを行なう。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタのミッドシップスポーツ『MR2』、2028年復活へ…400ps超+AWDか
  2. 高校生の時に手に入れた愛車を23年掛けて自分色に染め上げる…CARTUNE ALL USERS MEET神戸
  3. 内装材が難燃基準に適合せず『ムーヴ』など1万台リコール…9月掲載のリコール記事まとめ
  4. 「カッコよすぎじゃないですか?」米国ホンダのSUV『パスポート』、2027年日本導入にSNSでは期待の声
  5. BMWとMINI の21車種1129台リコール、カメラ映像表示されない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  3. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
  4. ティアフォー、サウジで自動運転バスの実証を推進へ…株価が大幅高
  5. 出光興産、使用済みプラスチックからナフサ製造に成功…グループ一貫の資源循環体制を構築
ランキングをもっと見る