相鉄が2023年3月からバリアフリー運賃転嫁…2027年度まで全駅にホームドアを整備へ

相鉄本線西谷駅に整備されたホームドア。相鉄のホームドア整備率は2021年度末時点で42.3%(26駅中11駅)となっている。
相鉄本線西谷駅に整備されたホームドア。相鉄のホームドア整備率は2021年度末時点で42.3%(26駅中11駅)となっている。全 2 枚

相模鉄道(相鉄)は10月21日、「鉄道駅バリアフリー料金制度」の利用に伴なう運賃転嫁を2023年3月頃から実施すると発表した。

相鉄のバリアフリー整備は2030年度まで計画されており、ホームドアについては2023年度までにリニューアル工事中の海老名駅(神奈川県海老名市)を除く全駅への整備を目指し、2027年度には完了する計画。

相鉄海老名駅は2027年度の完成へ向けてリニューアル工事が行なわれている関係で、ホームドアの整備は相鉄線で最後になる模様。画像はリニューアルのイメージ。相鉄海老名駅は2027年度の完成へ向けてリニューアル工事が行なわれている関係で、ホームドアの整備は相鉄線で最後になる模様。画像はリニューアルのイメージ。

また、2023年度までに9駅29基のエスカレーターに音声案内装置を設置し、ホームと車両の隙間解消するとしており、2030 年度までにエレベーター1駅2基、エスカレーター6駅18基の更新を予定している。

これらに要する費用は144億1500万円を見込んでおり、運賃転嫁は全線を対象に実施。2031年3月まで普通運賃はIC・切符ともに10円、通勤定期運賃は1か月用600円、3か月用1710円、6か月用3240円が加算される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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