新型ノア/ヴォクシーベースの「搬送車」納品開始、新設計の棺台を搭載…光岡自動車

新型ノアベースの搬送車
新型ノアベースの搬送車全 12 枚

光岡自動車は10月27日、霊柩車や搬送車の製造販売を行う特装グループにて、トヨタ新型『ノア』『ヴォクシー』をベースとした「搬送車」の納品を開始した。

斎場から火葬場までの移動に使用する霊柩車に対し、搬送車は、故人を病院などから安置場所、安置場所から斎場まで搬送する車のこと。出し入れ可能なストレッチャーと家族など同乗者のためのシートを備える。

今回納品を開始した搬送車は、2022年1月発売のトヨタ新型ノア/ヴォクシーの新車を架装。メーカーならではの品質基準と熟練工が細部までこだわった上質な仕上がりにより、葬祭事業者が安心して使える仕様となっている。

新設計の棺台は、布団、化粧道具、浴衣などを収納できる収納スペースを棺台下の前後2か所確保。従来よりも収納場所を増やした。前方の棺台下収納は右側スライドドアからのアクセスも容易で、ゆとりあるスペースを確保している。

搬送車は3名乗車可能で、ハイブリッド車も対応可。価格は「X 2WD」グレードの場合、346万5000円より。なお、光岡自動車では車両の先行仕入れや先行生産を昨年より実施しているほか、今回の新設計による生産効率向上により、短納期を実現している。

《纐纈敏也@DAYS》

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