静岡鉄道が鉄道運賃を改定へ…普通運賃は20円加算 2023年4月1日実施予定

2016年にデビューした静岡鉄道のA3000形。2023年度は12編成を導入し、車両更新をさらに進める。
2016年にデビューした静岡鉄道のA3000形。2023年度は12編成を導入し、車両更新をさらに進める。全 3 枚

静岡市の新静岡駅(葵区)と新清水駅(清水区)を結ぶ静岡清水線を運営する静岡鉄道は10月26日、国土交通省中部運輸局に対して鉄道旅客運賃の上限変更認可申請を行なったと発表した。2023年4月1日の実施を予定している。

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静岡鉄道では、2006年度から続く営業損失やコロナ禍による利用者減など厳しい経営環境の下、快適な輸送サービスを提供し続けるため、車両の更新や安全対策へ向けた設備投資、バリアフリー化などを行なうとして、平均改定率12%の運賃値上げに踏み切ることになった。

このうち、普通運賃の改定率は10.8%で、各キロ程で現行より20円を加算。初乗り運賃は160円となる。

定期運賃については、通学用が「学ぶ人や子育て世代を応援するため」として据え置かれるため、改定率は14.5%となる(通勤用の改定率は17.6%)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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