メルセデスAMG GT 次期型はエントリーモデルもPHEV!コックピットは「SL」を継承か

メルセデス AMG GT 53 Eパフォーマンス(スクープ写真)
メルセデス AMG GT 53 Eパフォーマンス(スクープ写真)全 17 枚

メルセデスベンツの高性能ブランド「AMG」は現在、『AMG GT』ファミリー次期型の開発を進めている。そのエントリーモデルとなる「GT 53 Eパフォーマンス」市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。その名の通り、プラグインハイブリッド(PHEV)となる。

捉えたプロトタイプは、ルーフ以外ほぼすべてをカモフラージュ、多くのディテールを隠している。フロントエンドには、上下二段のワイドなエアインテークを装備し、コーナーの空気孔は、そこに大型エアインテークが配置されていることを示唆している。

メルセデス AMG GT 53 Eパフォーマンス(スクープ写真)メルセデス AMG GT 53 Eパフォーマンス(スクープ写真)

後部では、新設計されたスリムなLEDテールライトの一部が見てとれるほか、充電ポートがリアバンパーにあることがはっきりと確認できる。また排気口は、上位モデルの「GT 63 S Eパフォーマンス」では四角形のパイプだが、GT 53 Eパフォーマンスでは差別化されたクワッドエキゾーストパイプがインストールされている。

内部は、新型『SL』から継承する12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、縦向きの11.9インチのインフォテインメントシステムが期待できるだろう。

パワートレインは、「C 63 S Eパフォーマンス」と共有されるプラグインハイブリッドが濃厚で、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを電動化、6.1kWhのバッテリーパックを動力源とするモーターが後部に積まれる。これにより最高出力680ps、最高トルク1020Nmを発揮する。また0-100km/h加速3.4秒、最高速度280km/hのパフォーマンスが期待できるという。

メルセデス AMG GT 53 Eパフォーマンス(スクープ写真)メルセデス AMG GT 53 Eパフォーマンス(スクープ写真)

またより多くのパワーを求める顧客には、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、リアに電気モーター、6.1kWhバッテリーパックを搭載した「GT 63 S Eパフォーマンス」が用意され、最高出力は843ps、最大トルク1400Nmを超えることが噂されている。

AMG GT 53 Eパフォーマンスのワールドプレミアは、2023年後半と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る