WRC挑戦の軌跡を「2.5次元」で紹介、ラリージャパンに合わせトヨタ博物館で11月11日から

トヨタ セリカ GT-FOUR ST165(1990)
トヨタ セリカ GT-FOUR ST165(1990)全 4 枚

トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)はラリージャパン開催を記念して、企画展「WRC 日本車挑戦の軌跡 再び!」を2022年11月11日から2023年4月16日まで開催する。

コロナ禍により2年連続での中止を余儀なくされた「ラリージャパン」が11月10日に開幕する。2010年の北海道開催から12年ぶりとなる今年は舞台を愛知・岐阜両県に移して世界の強豪が覇を争う。トップドライバーの走りはどんな迫力なのか、新レギュレーション「ラリー1」車両の実力は、2004年のSUBARU(スバル)『インプレッサS10』以来となる日本メーカーの地元勝利はなるのかなど、期待は高まるばかり。

トヨタ博物館では、ラリージャパンを会期のスタートとして、企画展「WRC 日本車挑戦の軌跡」を昨年に引き続き開催する。今回もWRC参戦経験のある日本車メーカー7社の協力で、当館初登場を含む貴重な歴史的車両がズラリと並ぶ。会場はマンガ仕立ての2.5次元イメージの空間とし、日本車の挑戦の軌跡を辿りながら、自動車メーカーが何故これほど厳しい戦いに挑み、誰のために勝利を目指してきたかを臨場感たっぷりに紹介する。

一般入館料は大人1200円、シルバー(65歳以上)700円、中高生600円、小学生400円。

展示車両

・ダットサン1800SSS(1973)=日本名:ブルーバードU P610
・マツダRX-7(1979)
・三菱ランサー2000ターボ(1982)
・トヨタ・セリカ・ツインカムターボTA64(1985)
・トヨタMR2-222D(1985)
・トヨタ・セリカ GT-FOUR ST165(1990)
・日産サニーGTI-R(1992)=日本名:パルサー GTI-R
・ダイハツ シャレード GT-Ti(1993)
・スバル・インプレッサ555(1996)
・三菱ランサーエボリューションVI(2001)
・スズキSX4 WRC(2008)
・スバル・インプレッサWRC 2008(2008)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る