施設利用者の行動や属性を可視化 トヨタ紡織がシステム開発

中部国際空港
中部国際空港全 2 枚

トヨタ紡織は、施設内に設置した複数のセンサーやカメラで収集したデータを、複合的に処理するアルゴリズムで、施設利用者の行動や属性を可視化するシステムを開発した。11月4日に同社が発表した。

開発したシステムを使って属性データを提供するサービスを中部国際空港で開始した。こうしたサービスは初めて。今回の取り組みは、中部国際空港、名古屋大学、豊田中央研究所とともに、空港内での商業利用機会向上、満足度向上の施策につなげるのを目的にスタートし、実証実験を経て、本格運用する。

開発したシステムは、空港内に設置したWi-Fiパケットセンサー、人数カウントセンサー、顔認識カメラを活用した属性推定センサーから取得したデータを、複合的に処理する。その上で、来場者の行動、来場目的、滞在時間、エリア別利用割合、人数、性別、年齢、感情など、属性を可視化する。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る