「JAF」の会費は案外安い? 割と簡単に元が取れる?【カーライフ 社会・経済学】

「JAF」の会費は案外安い? 割と簡単に元が取れる?【カーライフ 社会・経済学】
「JAF」の会費は案外安い? 割と簡単に元が取れる?【カーライフ 社会・経済学】全 1 枚

カーライフに関する「社会・経済」ネタを広くピックアップして解説している当コーナー。前回は、「ロードサービス」は自動車保険と「JAF」のどちらを利用するのが便利でお得なのかを解説した。それに引き続いて今回は、「JAF」の会費について説明していく。

最初に、前回の記事内容を簡単におさらいしておこう。昨今の自動車保険は大抵、もしものときに「ロードサービス」も利用できるようになっている。しかし、より手厚い安心を得たいと思ったら「JAF」への入会が吉と出る。「JAF」は人に対してのサービスなので友人のクルマに乗っているときでも「ロードサービス」を利用でき、利用回数の制限もほぼなく、自然災害、例えば雪道でのスタックやチェーンの着脱も助けてもらえる。

ただし、費用がかかる…。と思って二の足を踏んでいるドライバーは少なくないはずだが、実は入会費と年会費はそれほど高くない。前回の記事にて説明したとおり、その総額は6000円(入会金:2000円、年会費:4000円)だ。そして、これをさらに安くする方法もある。まず、入会時にクレジットカードで自動振替を申し込むと500円が割り引かれる。また3年分を一括で支払うと計1000円、5年分を一括で支払うと計2000円が割り引かれる。

また家族の誰かがすでに入会している場合、他の家族は「家族会員」として入会できる。その場合には入会金の2000円が免除されさらには年会費が2000円で済む。

しかし、1年間で「ロードサービス」を1度も呼ばずに済むこともあるわけで、そうだとすると割引きされたとしても入会金と年会費は単なる捨て金となる…。

と思いきや実は、「ロードサービス」を呼ばなかったとしても元を取る方法があるのだ。

それは、「会員優待」だ。実は「JAF」に入っているとさまざまな施設(対象施設は全国で約4万7000か所ある)で割引サービスを受けられる。例えば、株式会社モンテローザが運営する「魚民」や「白木屋」や「笑笑」等では、会計時に1人当たり500円の割引サービスを受けられる。なおこれは2022年12月31日までの期間限定の「会員優待」だが、通年では飲食代の10%が割引きとなる(会計金額が2000円以上の場合。その他利用方法の詳細はウェブを要参照)。

その他にも、ショッピング、温泉・入浴施設、ガソリンスタンド、アミューズメント、遊園地・テーマパーク等々、さまざまな施設で「会員優待」を受けられる。活用の仕方によっては、元を取れるどころかプラスを出すことも不可能ではない。利用可能施設等の情報はウェブの「JAFナビ」にて確認できる。もしもいつも使っている施設で割引サービスが適応されているのなら、入会を検討する価値は小さくないと思うのだが、いかがだろうか。

今回は以上だ。次回以降もカーライフに直結する「社会・経済」情報を多角的に発信していく。お楽しみに。

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る