いまさら? 「タクシー常備義務」の地図がカーナビやスマホアプリでもOKに

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

国土交通省は、タクシーに備え付けを義務付けている地図について、カーナビゲーションシステムやスマートフォンの地図アプリなどの電子地図を認めるよう制度改正する。

タクシーには、紙に印刷され製本された地図を備え付けることが義務付けられており、この地図は定期的に更新することが求められている。一方で、すでに多くのタクシーにはカーナビが装備されているほか、スマートフォンのナビアプリなどの電子地図も広く普及している。紙に印刷され製本された地図でなくても、旅客に地図を明示して目的地を確認できる。

また、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響による輸送需要の減少を受け厳しい経営環境にあるタクシー事業者にとって、定期的な地図の購入が経営に負担となっている。

このため、旅客自動車運送事業運輸規則の解釈及び運用を一部改正し、備え付ける地図の媒体は、紙に印刷され製本されたもののほか、カーナビ、スマートフォンによる地図アプリなどの電子地図を認めることを明示する。

パブリックコメントを実施した上で12月下旬に公布・施行する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る