高速道路をハンズフリー走行、キャデラック エスカレード 米国仕様に最新「スーパークルーズ」

米国とカナダの64万4000kmを超える高速道路で利用可能

「スーパークルーズ」の設定はGMでキャデラックブランドが最初

スーパークルーズ対応の高速道路を「Googleマップ」アプリに表示

キャデラック・エスカレード 新型(米国仕様)
キャデラック・エスカレード 新型(米国仕様)全 10 枚

GMは11月11日、北米の高速道路でハンズフリー走行を可能にする先進運転支援システム(ADAS)、「スーパークルーズ」の最新版を11月中旬から、米国向けの複数のブランド車に搭載すると発表した。

写真:キャデラック・エスカレード

◆米国とカナダの64万4000kmを超える高速道路で利用可能

GMは2022年8月、スーパークルーズの対応道路を2倍に増やし、米国とカナダの64万4000kmを超える高速道路で、スーパークルーズを利用できるようにする計画を発表した。

11月中旬から、スーパークルーズの最新バージョンが搭載される米国仕様車は、キャデラックブランドが、新型『エスカレード』、ロングホイールベース版の『エスカレード ESV』、高性能モデルの『エスカレード V』。シボレーブランドが、フルサイズSUVの『タホ』と『サバーバン』。GMCブランドが『ユーコン・デナリ・アルティメット』だ。

さらにGMは、スーパークルーズを2023年末までに、全世界の22車種に搭載する予定だ。GMはさまざまなテクノロジーを組み合わせることで、ADAS をより多くの顧客に、より多くの車両で、より多くの地域で、より多くの価格帯で利用できるようにしていく。

キャデラック・エスカレード 新型(米国仕様)キャデラック・エスカレード 新型(米国仕様)

◆「スーパークルーズ」の設定はGMでキャデラックブランドが最初

GMは2017年、キャデラックブランドに初めて、北米の高速道路でハンズフリー運転が可能なスーパークルーズを設定した。それ以来、機能を追加し、スーパークルーズ対応の高速道路の拡張や、より多くのモデルで利用できるようにしてきた。

ハンズフリー高速道路運転支援システムのスーパークルーズは、地図情報データベース、ライダー(LiDAR)、高精度GPS、最先端の「ドライバー・アテンション・システム」、カメラとレーダーセンサーのネットワークを組み合わせている。緊急時には、車載テレマティクスサービス「オンスター」と連動する機能も備えており、ユーザーは、アメリカとカナダの合計64万km以上におよぶ自動車専用高速道路を、ハンズフリーで走行することができる。

また、スーパークルーズのドライバー・アテンション・システムは、ドライバーの車両コントロールをサポートする。進行方向に注意を向ける必要がある時には、警告を発して知らせてくれる。ドライバーは、スーパークルーズを使用している間であっても、常に注意を払う必要がある。

キャデラック・エスカレード 新型(米国仕様)キャデラック・エスカレード 新型(米国仕様)

◆スーパークルーズ対応の高速道路を「Googleマップ」アプリに表示

最新のスーパークルーズには、多くの新機能が採用される。SUVやピックアップトラックでトレーラーを牽引する機会の多いユーザーは、ボートを載せたトレーラーやキャンピングカーを牽引しながら、ハンズフリー運転できるようになる。

また、「自動車線変更」機能も導入された。このテクノロジーは、交通信号に従いながら、車線変更のタイミングが最適であるかどうかを示し、車線変更の操作を車両がドライバーに代わって開始する。

さらに、ナビゲーション表示が強化された。スーパークルーズ対応の高速道路は、「Googleマップ」アプリを組み込んだ車載ナビゲーションシステムに表示される。ルート選択時には、ハンズフリー運転が可能なルートを表示する。

より多くの帯域幅とデータ処理能力を持つGMの「ビークルインテリジェンスプラットフォーム」が、スーパークルーズの機能強化を可能にした。また、デジタルプラットフォームにより、GMは無線アップデートを通じて、既納モデルのユーザーでも、最新のスーパークルーズを利用できるようにしていく。

《森脇稔》

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