【Vストロームミーティング2022】おかえりなさい! 3年ぶりのリアル開催、日本初お披露目も

ずらりと並んだVストローム
ずらりと並んだVストローム全 22 枚

静岡県浜松市のスズキ本社で11月13日、スズキ二輪主催によるVストロームミーティング2022が開催された。過去2年は、グッズ販売やオンライン開催だったため、リアルイベントとしては3年ぶり、6回目となった。

【画像全22枚】

◆3年待ったVストロームミーティング 続々と集結するライダーたち

愛車と共に入場する参加者たち愛車と共に入場する参加者たち

Vストロームはデュアルパーパスタイプ、すなわち、オフロードバイクより快適に舗装路を走行でき、オンロードバイクより未舗装路での性能に優れるジャンルのバイクで、車名はヴァーサタイルの頭文字であるVと、流れを意味するドイツ語のstromを組み合わせたもの。その走行性能や万能性はもちろん、個性あふれるスタイリングでも幅広い支持を集めている。

参加者用駐輪場の様子参加者用駐輪場の様子

その人気ぶりとファンの熱量は、会場の駐輪場に一目瞭然。開場を前に、かなりの広さが用意されたVストローム専用スペースは次々と埋まっていき、その後も続々訪れるオーナーたちは、それ以外のバイク用を想定していたスペースへ誘導され、そこもすぐに空きがなくなりそうな勢い。来場バイク数は672台、入場者数は1031人に上った。

◆大盛況! 協賛メーカーの物販ブース ここでしか手に入らない限定品も

物販ブースに並ぶ参加者たち物販ブースに並ぶ参加者たち

開場するや、オリジナルグッズの販売ブースには、45分後の販売開始を待つ長蛇の列ができた。用意されたグッズはみごと完売。30万円の収益は日本赤十字社へ寄付されることとなった。さらに、協賛するパーツメーカーなどがブースを出展。ブリヂストンやダンロップをはじめ、キジマ、デイトナ、南海部品、タナックスといったバイク乗りにはおなじみの企業が勢揃いし、タイヤの相談や、イベント価格での用品購入などをしようというひとびとでにぎわった。

◆鈴木社長も待った3年間 来場者への「サプライズ」とは?

鈴木社長鈴木社長

グッズ販売もひと段落した11時、いよいよ鈴木俊宏・スズキ社長の開会宣言。「おかえりなさい!」の第一声は、生まれ故郷へ帰ってきたVストロームと、3年ぶりにリアル開催するミーティング、そしてそれを心待ちにしていた来場者への、万巻の想いがこもった力強いひとことだ。それを迎えたのは、来場者の万雷の拍手。誰もがこのイベントを心待ちにしていたことを実感する瞬間だった。

日本初お披露目の『Vストローム SX』日本初お披露目の『Vストローム SX』

さらに、日本初お目見えの新型車が登場。ミラノショーでワールドプレミアを飾ったばかりのVストローム 800DEをはじめ、海外市場で公開されているVストローム 1050DEとVストローム SXの3台がサプライズでアンヴェールされたのだ。鈴木社長のあいさつが終わるや否や、周囲は黒山の人だかりとなった。

Vストローム 800DEは、新規設計の776cc並列2気筒を搭載し、これまでの1050/650/250に続く第4のモデルレンジとなる。クランク軸に対し直交する一次バランサーを2軸配置した構造は、量産二輪車初採用だという。

Vストローム 1050DEは、従来のVストローム 1050XTに代わるモデルで、21インチのフロントホイールなどによりオフロード性能を向上。なお、この2台に与えられたDEのサフィックスは「デュアル・エクスプローラー」の略称。冒険心をこれまで以上に満たそうという意図が感じられるものだ。

Vストローム SXは、オンロードモデルのジクサーに搭載される249cc単気筒を採用。既存の248cc並列2気筒より軽いエンジン重量と高回転特性を生かした走りに期待がかかる。

新型車のチーフエンジニア3名による設計者トークショーでは、開発秘話や、発売時期のヒントなどが語られ、来場者の注目を集めた。

◆レーサーから冒険家まで登壇!? 多彩なトークショーやイベント盛りだくさん!

写真左側より、ノア・セレン氏、賀曽利隆氏、谷田貝洋暁氏、津田拓也氏写真左側より、ノア・セレン氏、賀曽利隆氏、谷田貝洋暁氏、津田拓也氏

また、77歳にしてVストローム250を相棒に全国を走り回る冒険家の賀曽利隆氏、二輪ジャーナリストのノア・セレン氏、ライターの谷田貝洋暁氏によるゲストトークショーには、Vストロームのオーナーでもあるレーサーの津田拓也氏も特別参加。それぞれのVストロームとの付き合い方や、昨年のオンラインイベントからはじまった、オーナーによるリレー形式でのツーリングイベント「Vストローム旅するフラッグ」にまつわる話などが繰り広げられた。

ゴールを祝う参加者たちゴールを祝う参加者たち

旅するフラッグは、今回のイベントで無事ゴールを果たし、来年に向けて東西2枚のフラッグでふたたび開催されることが決定。スタートを飾るライダーが会場で募られ、新たなフラッグが手渡された。

集合写真集合写真

このほか、今年がVストローム20周年であることを記念し、20歳のオーナーを対象にした20周年記念賞贈呈式、豪華賞品をかけたじゃんけん大会も実施。盛況のうちに幕を閉じた。

前半は晴天、後半は豪雨という、デュアルパーパスなバイクに合わせたかのような天候の中で実施されたVストロームミーティング2022。来年にはきっと新型車オーナーも加わり、ますます盛り上がることだろう。

《関耕一郎》

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