箱根でミニ乗合輸送サービスを実施へ…定時運行とAIオンデマンド

車両は神奈川トヨタ自動車がノアなどを提供する予定だ
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京浜急行電鉄は、箱根町などとともに、高齢者の外出や健康増進、地域コミュニティ強化を目的に、小量乗合輸送サービスハコモビ」の実証実験を実施する。

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実証実験は、宮城野地域と仙石原地域間の移動支援として乗合輸送サービス「ハコモビ」を運行する。2つの地域の商業施設、金融機関、医療施設や公共施設などを停留所とする。

実験期間の前半は、決められたルートを時刻表に沿って運行する「定時定路線型運行」を実施する。11月21日から2023年1月18日まで。後半は登録者の予約に応じて柔軟にルートを決め、多数の乗降ポイントで乗降できる「オンデマンド型運行」となる。2023年1月23日から3月8日まで。

利用者への事後アンケート結果や、乗車証として配付するビーコンが発するBLE(ブルートゥース・ロー・エナジー)を捕捉する端末を、車内や施設内に設置する。これによって利用者の乗車区間や施設利用状況の情報を取得することで、実証実験の効果や需要を測定、地域の実情に応じた移動支援を検討する。

実証実験は、産官学連携として京急のほか、横浜国立大学、神奈川トヨタ自動車、KTグループ、損害保険ジャパン、プライムアシスタンス、小田原機器、LocaliSTが連携して実施する。各社の専門的スキルやシステム・機器を活用する。

《レスポンス編集部》

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