小田急ロマンスカーに特急券サブスク…30日間、日中1日2列車まで乗車可 11月24日から

小田急70000形GSE
小田急70000形GSE全 11 枚

小田急電鉄(小田急)は11月21日、「EMot 特急パスポート」を11月24日9時から発売すると発表した。

これは、任意の利用開始日から30日間、平日9時00分~17時59分に小田急線内の駅を発車する特急ロマンスカーに1日2列車まで乗車できるという特急券のサブスクリプションサービスで、発売額は35kmまでが3500円、50kmまでが4500円、75kmまでが5000円、全区間が6000円。

「EMot 特急パスポート」の発売額(上段)。下段は通常のチケットレス特急料金。選択した乗車距離の範囲内であれば自由に発着駅を設定できる。ただし子供用の設定はない。「EMot 特急パスポート」の発売額(上段)。下段は通常のチケットレス特急料金。選択した乗車距離の範囲内であれば自由に発着駅を設定できる。ただし子供用の設定はない。

35kmまでの場合(新宿~相模大野間など)、通常のチケットレス特急料金は片道450円のため、30日間フルに往復利用すると単純計算で2万3500円もお得に特急ロマンスカーを利用できる。

小田急線内のみのサービスのため、東京地下鉄(東京メトロ)千代田線やJR御殿場線まで利用する場合は対象外となるが、JR松田駅(神奈川県松田町)は小田急線内の駅と見做され、サービスの対象となる。

発売はMaaSアプリの「EMot」でのみ行なわれるため、専用のアプリケーションが必要。

「EMot 特急パスポート」の特急券イメージ。利用列車や座席は乗車日当日の4時以降に選択可能。発売は2023年3月31日まで(2023年3月31日が利用開始日の場合、最終利用日は同年4月28日)。自動更新はなく、その都度購入する形となり、有効期間中は「EMot 特急パスポート」の追加購入ができない。利用は購入者本人に限られる。「EMot 特急パスポート」の特急券イメージ。利用列車や座席は乗車日当日の4時以降に選択可能。発売は2023年3月31日まで(2023年3月31日が利用開始日の場合、最終利用日は同年4月28日)。自動更新はなく、その都度購入する形となり、有効期間中は「EMot 特急パスポート」の追加購入ができない。利用は購入者本人に限られる。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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