【日産 セレナ 新型】スポーティな「AUTECH」や車中泊仕様も同時発表

セレナ AUTECH
セレナ AUTECH全 21 枚

日産モータースポーツ&カスタマイズは11月28日、フルモデルチェンジしたミドルサイズミニバン『セレナ』をベースとしたカスタムカー「AUTECH」、「ステップタイプ」、車中泊仕様「マルチベッド」を発表。ガソリン車は今冬から、e-POWER車を来春に発売する。

◆セレナ AUTECH

2代目となる『セレナ AUTECH』は、ブランド共通の表現であるドットパターンのフロントグリルや、ブルーに発光するシグネチャーLEDを採用し、煌びやかに上質感を演出した。また、スポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツを車体下部に装備したほか、シグネチャーLEDを囲むフィニッシャーもメタル調フィニッシュとすることで、低重心、安定感を強調するスタイルに。さらに足元には、スポークフォルムにダーク金属調シルバーを組み合わせた専用アルミホイールを採用した。

インテリアでは、柔らかな手触りで体に馴染むレザレットをシート地に採用し、海面の波の動きをモチーフにした模様を施した。インストフィニッシャーには、紫檀(シタン)の木目調パネルを採用。色合いは、光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーとした。インテリア全体はブラック基調でコーディネートし、ステアリングやシート、ドアトリムなどに、AUTECHブランドを象徴するブルーステッチを施し、スポーティかつエレガントな空間を演出。e-POWER車はセカンドシートにキャプテンシートを採用し、快適性を向上させた。

ボディカラーは、AUTECH専用色のカスピアンブルーや専用2トーン3種類を含めた、全7色をラインアップ。価格(2WD)はガソリン車が373万3400円、e-POWERが415万0300円。

◆セレナ ステップタイプ

助手席と助手席側スライドドアから乗降する人が、同時に使えるロングステップを採用。助手席ドアもしくは助手席側スライドドアの開閉と連動して、ステップが展開・格納する。ステップイルミネーションも装備し、踏面に加えステップ下の路面も照らすことで、暗い場所でも安心して乗降ができるうえ、LEDの照明がスタイリッシュさを演出。また、先代モデルに対しロングステップの奥行を拡大し、乗降性の向上を図った。

価格(2WD)は330万円から389万7300円。

◆セレナ マルチベッド

マルチベッドは家族の送迎や通勤、買い物などに使用しつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味、ペット連れの旅、車中泊を楽しむ人に最適なモデル。3列目シートを取り去った2列シート仕様とし、収納式のベッドシステムを備えることで、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時に提供する。ベース車ではオプションの防水シートを標準装備し、ベッドマットにはシートと同じ防水性のある素材を採用。汚れが拭き取りやすく手入れが簡単となっている。また今回、e-POWER車の定員が1名増えて5人乗りとなったほか、ベッドマットの厚みを増し、より快適な就寝が可能となった。

「XV」、「ハイウェイスターV」、「e-POWER XV」、「e-POWER ハイウェイスターV」グレードのほか、カスタムカー「AUTECH」をベース車としてラインアップした。価格(2WD)は365万9700円から469万9200円。

なお、ガソリン車4WDの価格、発売については後日発表となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る