多数の記録を持つジャンボフェリー「こんぴら2」、12月17日に引退…神戸-高松を33年間就航

こんぴら2
こんぴら2全 1 枚

ジャンボフェリーが運航する中距離カーフェリー「こんぴら2」が、新船「あおい」の就航に伴い、12月17日に引退する。

こんぴら2は全長116m×全幅20m、航海速力18.5kn、旅客定員475名、大型トラック64台を積載できる中距離カーフェリー。1989年12月29日の運航開始以来、33年間に渡り、神戸~小豆島~高松間を1日2.5往復(2009年7月から1日2往復)し、通算で約516万人の旅客と数多くの貨物を運んできた。

神戸港への入港回数はフェリーで国内最多の2万6246回、営業運航での航海距離は地球163.6周に相当する約654万km、明石海峡航路の通行回数は世界最多の5万2493回、メインエンジンの稼働時間は日本鋼管製船舶エンジンで国内最長の約21万2600時間など、数々の記録を持つ。

最終便の出発前には「お別れセレモニー」を実施。神戸港への入港回数のフェリー最多記録と、日本鋼管製の船舶エンジンとして国内最長記録の表彰を予定している。

<変更> 当初12月6日が最終便の予定だったが、同航路を就航する「りつりん2」のリニューアル工事の遅れにより、引退は12月17日に延期となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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