アウディA1消滅危機でエントリーモデルに返り咲き?『A3』ICE最後の大改良か

アウディA3セダン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
アウディA3セダン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

2023年前半にもフェイスリフトがおこなわれるアウディ『A3』。近い将来エントリーモデルの『A1』が消滅するとの噂もあり、その役目を引き継ぐことになるA3はどのような進化を果たすのか。今回スクープサイト「Spyder7」は「A3セダン」のプロトタイプを捉えていた。

初代A3は1996年に誕生。現行型となる第4世代は2020年に登場したばかりだが、早くも大幅改良モデルの開発がスタートしている。

アウディA3セダン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)アウディA3セダン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

雨中の走行シーンを捉えたプロトタイプは、比較的軽いカモフラージュをまとっている。巨大なフェイクエアインテークを備えたバンパーからすると「S3」かと思われたが、リアエンドにクワッドエキゾーストパイプがないため、スポーティグレードの「Sライン」と思われる。

ターボブルーで塗装されたプロトタイプは、かなり小さなホイールを装着している。「Quattro」のバッジを隠したシングルフレームグリルには、11月に導入されたばかりのフラットでクロームのない最新エンブレムが装着されるだろう。後部では、LEDテールライトの内部グラフィックを刷新。バンパーのリフレクターは水平から垂直に変更されていることがわかる。

キャビン内だが、インフォテインメント用のソフトウェアアップデートを導入する可能性があるものの、10.1インチのタッチスクリーンとデジタルインストルメントクラスター(グレードに応じて10.25または12.3インチ)のハードウェアに関しては、おそらく同じままと予想される。また安全装置は、より多くのADAS機能でアップグレードでき、より低いトリムから利用できる可能性もありそうだ。

アウディA3セダン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)アウディA3セダン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッドをはじめ多くのエンジンがキャリーオーバーされる。

A3改良新型のワールドプレミアは、2023年前半と予想されている。ハイライディングの「A3オールストリート」導入も予定する。その後、2027年にはエレクトリックモデルとして次世代型が登場予定。この改良新型が内燃機関A3の集大成となるか。注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る