タクシー待合シェルターから情報発信…DNPのシステムを使って実証実験中

山王パークタワー前に設置したデジタル版「広告付タクシーシェルター」
山王パークタワー前に設置したデジタル版「広告付タクシーシェルター」全 2 枚

公益財団法人東京タクシーセンターは、「広告付タクシーシェルター」で、ポスター貼付用の広告スペースをデジタルサイネージに交換し、災害や鉄道運行状況等の公共情報の発信機能を持たせる実証実験を行なっている。

東京タクシーセンターは、タクシー事業の公益性をより高めるための試みとして、19か所にシェルターを設置している(12月1日現在)。利便性・公共性の高いタクシー乗り場でデジタルサイネージを活用した情報発信を行うことで、周辺の通行に対する安全上・都市景観上の支障が出ないか、などを検証する。

実施場所は山王パークタワー前、コレド日本橋前、 青山OMスクエア前の3か所。11月1日に山王パークタワー前で開始し、順次展開、実施期間は約6か月を予定している。

システムの基幹となる屋外用デジタルサイネージと広告・公共情報の発信機能は、大日本印刷(DNP)が供給した「DNPモビリティポート」システムを利用する。シェルターに設置するデジタルサイネージに、災害や鉄道運行状況などの公共情報を発信することで、利便性、公共性の高いタクシー乗り場の運用を実証する。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る