幻の最軽量ポルシェが50年ぶり復活!? ヘリテージ第2弾『911 ST』実車をスクープ

50年ぶりに復活するポルシェ『911 ST』のプロトタイプ(スクープ写真)
50年ぶりに復活するポルシェ『911 ST』のプロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

ポルシェが幻のモデル「ST」を50年ぶりに復活させるという。『911 GT3ツーリング』をベースとしたロードカーとして生まれ変わる『911 ST』、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」が捉えた。

911 STは、1970年台にレースカーとして誕生。当時911史上最軽量モデルを目標に、わずか24台のみ製造された幻のモデルだ。

50年ぶりに復活するポルシェ『911 ST』のプロトタイプ(スクープ写真)50年ぶりに復活するポルシェ『911 ST』のプロトタイプ(スクープ写真)

雨中で捉えた最新プロトタイプは、今年始めに発売された『911スポーツクラシック』から受け継ぐダブルバブルルーフを採用していることがわかる。このプロトタイプはオールブラック仕様だが、生産モデルでは別の配色によりルーフデザインをより強調する可能性がある。もう一つの注目はセンターロックホイールだが、これはSTがGT3ツーリングをベースにしている可能性を示唆している。

リアエンドでは、ブレーキランプの向かって左、エンジンカバーのメッシュに奇妙な黒い円が確認できる。確かなことはわからないが、カメラマンによると、911スポーツクラシックのエンブレムに似た、ポルシェヘリテージロゴが設置されている可能性があるという。またバンパーには、中央にデュアルエキゾーストパイプをインストールしているほか、アグレッシブなディフューザーが装備されているが、これもGT3と同じ仕様に見える。

50年ぶりに復活するポルシェ『911 ST』のプロトタイプ(スクープ写真)50年ぶりに復活するポルシェ『911 ST』のプロトタイプ(スクープ写真)

STでは、スポーツクラシックと同様6速マニュアルトランスミッションが予想され、後輪のみにパワーを伝達するRRとなる。スポーツクラシックが屈強な911ターボパワートレインを採用する代わりに、4.0リットル自然吸気フラット6をGT3 RSから採用することが濃厚で、最高出力525ps、最大トルク469Nmを発揮する。

911 STはポルシェが計画しているヘリテージバージョンの第2弾として発売される。初代は限定24台だったが、復刻モデルではスポーツクラシックの2500台に対し、1200台以上が発売される可能性がありそうだ。

ワールドプレミアは、2023年内で。STの後にはヘリテージモデル第3弾となる『911 RS』が噂されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  2. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  3. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  9. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
  10. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
ランキングをもっと見る