トヨタが物流DX実証実験、ソフトバンクの高精度位置サービスを活用

高精度測位サービス「イチミル」のイメージ
高精度測位サービス「イチミル」のイメージ全 1 枚

ソフトバンクは、AI-OCR(光学文字認識)技術と高精度測位サービス「イチミル」が、トヨタ自動車の実施する港湾物流業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する実証実験に採用された。

ソフトバンクのAI-OCR技術は、AI(人工知能)を活用した画像補正技術が組み込まれており、十分な明るさがない場所でも、スピーディ、高精度で文字の認識が可能。イチミルは、GNSS信号を利用したRTK測位で、高精度な測位が可能で、車両の位置情報をリアルタイムに把握できる。5種類の衛星に対応しており、それぞれ2周波以上の信号を一度に受信できるため、測位演算時間が短く、車両の位置をスピーディー、高精度に把握できる。

これらソフトバンクの技術を採用して実施するトヨタの実証実験は、港運事業者向けに、コンテナ輸送最適化を支援するクラウドサービスシステムを構築するもの。従来、海上コンテナを陸上輸送する際には、担当者がコンテナや梱包資材、書類に書かれた情報を目視で確認後、紙に記載、その情報を踏まえて、経験や勘などに頼って車両やドライバーを手配する。それを関係者に無線などで連絡して物流を管理する。


《レスポンス編集部》

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