西日本鉄道が出資するネクスト・モビリティは、2023年2月1日から福岡県宇美町で、「LINE」を通じた配車予約サービスを提供するAI活用型オンデマンドバス「のるーと」を運行する。
西鉄とネクスト・モビリティは現在、宇美町エリアで運行している福祉巡回バス（ハピネス号）を廃止し、代わって宇美町全域で「のるーと」を導入する。3台で宇美町全域を運行する。ミーティングポイントは204か所。運賃は大人200円。
宇美町への「のるーと」導入では、宇美町LINE公式アカウント内で「のるーと」を予約できる機能を提供する。LINEでオンデマンドバスの予約が可能となるのは九州では初めて。
のるーと専用アプリのダウンロードをしなくても利用ができ、LINE上で利用者登録から予約までが完結する。シニア層でインストール率が高いLINEアプリを通じての利用を可能とすることで、住民に加え、観光客、イベント参加者といった初めて訪れる人でも、使いやすい交通モードにする。
また、自治体のLINE公式アカウントとの連携で、効果的に周知が可能で、認知から利用までをシームレスにつなぐ。
のるーとは2023年2月1日から運行予定。
