【株価】自動車株は軒並み下落、金融緩和政策修正で好業績期待に異変

スバル・ソルテラ。トヨタと共同開発したBEV
スバル・ソルテラ。トヨタと共同開発したBEV全 2 枚

日経平均株価は前日比669円61銭安の2万6568円と大幅続落。19日までの3日間で900円超下げたとあって、自律反発狙いの買いが先行。しかし、先行きに対する不透明感は拭えず、上値は限定的だった。

そこに正午ころ、日銀の金融緩和政策修正が伝わり、外国為替市場で円相場が1ドル=133円台前半に急騰。株式市場の動きは一変し、輸出関連株を中心に売り込まれる展開となった。

19日のニューヨークダウは162ドル安の3万2757ドルと4日続落。利上げが景気を悪化させるとの警戒感から、ハイテク株を中心に売られた。

自動車株は軒並み安。金融緩和の継続→為替円安という好業績を支える前提条件が消失したことで、個別の材料は無視される展開となった。


《山口邦夫》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  5. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る