トップガンでトムが駆った! カワサキのニンジャ『GPZ900R』と『Ninja H2 カーボン』展示

GPZ900RとNinja H2 カーボン
GPZ900RとNinja H2 カーボン全 26 枚

2022年12月20日から2023年1月22日までの間、神戸海洋博物館内にある川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」で映画「トップガン マーヴェリック」の劇中に登場した『GPZ900R』と『Ninja H2 カーボン』公開されている。

GPZ900Rは1984年に発売されたカワサキのスポーツツアラー。908ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンは9500rpmで最大出力115PSを発揮し、最高速度は当時世界最速の250km/hとも言われた。1986年には映画『トップガン』で主演のトム・クルーズが乗車し、世界的にも有名なモーターサイクルとなった。

GPZ900RGPZ900R

映画では主人公「マーヴェリック」の古き愛車として登場。車体にはマーヴェリックがそのキャリアの中で所属してきたのであろうか、いくつかの部隊のステッカーや、劇中の舞台となるアメリカ海軍戦闘機兵器学校、通称「トップガン」のステッカーが貼ってある(左右合わせて4つも)。また、ボディやマフラーの各部は塗装が色褪せていたり、キズが入っていたりとノスタルジーを感じさせる。

ステッカーが貼られているGPZ900Rステッカーが貼られているGPZ900R

対してNinja H2は2015年に登場した川崎重工グループの総力を結集したスーパースポーツモデル。スーパーチャージャーを搭載した998cc水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンはラムエア加圧時には最大242PSを発生させる。カワサキのフラッグシップとして相応しい性能を持つモーターサイクルである。

こちらも劇中でマーヴェリックの愛車として登場。マフラーのみH2R(レース専用モデル)のものに換装されているようだ。マーヴェリックの新しいステージへの挑戦と、カワサキの新時代を象徴するフラッグシップモデルの登場に心打たれた方も多いのではないだろうか。

Ninja H2 カーボンNinja H2 カーボン

2022年を代表する世界的ヒットとなった『トップガン マーヴェリック』のアイコンの一つともいえる“カワサキ”をぜひこの目で見てみてはいかがだろうか。

《釜田康佑》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  3. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  4. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  5. ノーマルエンジンでも意味ある?“装着する価値アリ”、オイルキャッチタンク~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る