自転車ヘルメットは努力義務、改正道交法2023年4月から施行決定[新聞ウォッチ]

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新しい年が明けた2023年4月1日からは、自転車に乗るときも全員にヘルメットの着用が、努力義務として課されるという。改正道路交通法の実施日を定める政令が閣議で正式決定されたもので、きょうの各紙も社会面などで取り上げている。

自転車乗車時のヘルメットは、2008年に実施された改正道交法で13歳未満の児童や幼児が乗る時にかぶらせるよう保護者らへの努力義務が定められたが、新たな改正法では、自転車を運転する人全員に対象を広げ、「かぶるよう努めなければならない」と規定したという。

ただ、努力義務のため、罰則はなく、「着用する人が少ない中でどう普及を図っていくかが課題」(朝日)としている。

◆自動運転「レベル4」解禁

また、23年4月1日から施行する改正道路交通法では、特定の条件下で運転を完全に自動化する自動運転の「レベル4」の運行許可制度が盛り込まれたほか、自動配送ロボットを運行する事業者の届け出制度も23年4月1日に解禁する。

レベル4の運行許可制度は、人口減少が進む地域で遠隔監視のもと特定のルートを無人で走る巡回バスなどを想定しているという。自転車のヘルメット着用も自動運転にしても、 もらい事故も想定されるが、安全走行には自分の身は自分で守るしかないようだ。

2022年12月21日付

●日銀、緩和策を修正、長期金利上限0.5%に、事実上の利上げ、黒田氏は否定、円急騰132円台(読売・1面)

●水素燃料普及へ新会社、政府方針、事業支援、アンモニアも(読売・1面)

●整備新幹線804億円計上、来年度予算案、北海道の工事費増大(読売・9面)

●自転車大人もヘルメット、努力義務来年4月から(朝日・29面)

●出生数80万人割れか、22年過去最少水準(毎日・1面)

●経済安保重要物資、11分野を指定、半導体、蓄電池、重要鉱物(毎日・6面)

●来年レースで液体水素搭載、トヨタ車、気体より航続距離長く(産経・11面)

●トヨタが新興国戦略EV、タイで来年にも生産・販売、エコカー「全方位」は維持(日経・10面)

●新潟4市で立ち往生、記録的大雪、災害派遣、陸自が除雪(日経・46面)

《福田俊之》

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