日経平均株価は前日比180円31銭安の2万6387円72銭と5日続落。前日同様、金利上昇に伴う収益改善期待から銀行株が買われた一方、円高を嫌気し自動車株を中心に輸出関連株が売られる展開となった。
20日のニューヨークダウは、92ドル高の3万2849ドルと5日ぶりに反発。前日まで4日間で約1350ドル下落したとあって、リバウンド狙いの買いが先行した。ただ、米国景気の落ち込みに対する警戒感は強く、上値は限定的だった。
米ナスダック市場の電気自動車(EV)大手テスラが、12.07ドル安の137.8ドルと8%強の下落。イーロン・マスク氏のツイッターへの経営関与がEV市場でのテスラの競争力低下につながるとの見方が浮上。米金融調査大手のアナリストは同社の目標株価を300ドルから200ドルへ大幅に引き下げている。