ブリヂストン、新ブランド「NEWNO」発売へ…乗用車用スタンダードタイヤ

ブリヂストンの新ブランド「NEWNO(ニューノ)」
ブリヂストンの新ブランド「NEWNO(ニューノ)」全 4 枚

ブリヂストンは12月23日、乗用車用タイヤの新ブランド「NEWNO(ニューノ)」を発表。2023年2月1日より13インチから18インチまで全65サイズの販売を開始する。価格はオープン。

[図:雨の日の安全性能が進化/高いライフ性能で経済性が向上]

NEWNOは「NEXTRY(ネクストリー)」の後継となる乗用車用スタンダードタイヤだ。「REGNO」や「ALENZA」などプレミアムブランドの商品に搭載されている技術を採用。背反する関係にある低燃費性能とウェットグリップ性能、ロングライフ性能を高い次元で両立している。

また、シリカ高配合ゴムを採用するとともに、ブリヂストン独自のタイヤ接地面を可視化する計測技術「ULTIMAT EYE(アルティメットアイ)」を活用。タイヤのパタンと形状を最適化することで、理想的な接地形状・接地圧を実現した。これにより、従来品(NEXTRY)対比で燃費性能を維持しながら、ウェットブレーキ性能を8%向上するとともに、摩耗寿命を14%、耐偏摩耗性能を6%向上している。

タイヤ性能の向上に加えて、タイヤのカーカス(タイヤの骨組み)とベルト(タイヤの補強帯)を異なる商品間で共有し、開発・製造工程をシンプルに効率化。トレッド部分で性能をカスタマイズ・差別化する「Bridgestone Commonality Modularity Architecture(BCMA)」を採用することで、ユーザーに合わせたタイヤ性能を提供するとともに、バリューチェーン全体で環境負荷を低減する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
  2. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
  3. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  4. 【プジョー 3008 新型試乗】いかにもプジョーな乗り味、室内は心地よい「異次元空間」…島崎七生人
  5. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る