今すぐ対策! 寒さ対策カスタムでトラブルを防ぐ

今すぐ対策! 寒さ対策カスタムでトラブルを防ぐ
今すぐ対策! 寒さ対策カスタムでトラブルを防ぐ全 3 枚

厳しい寒さは人間だけでなく、クルマにも厳しいコンディションとなる。スタッドレスタイヤの準備はもちろんほかにも寒さ対策をしておきたい。

【画像全3枚】

◆タイヤ編:スタッドレスタイヤはもちろん、オールシーズンタイヤもある!!

雪が降ったり、路面凍結に備えるにはスタッドレスタイヤを履く。スタッドレスタイヤといえども本来の性能を発揮するには、古すぎるタイヤでは心配。製造から数年を目安にしたい。北海道のチューニングショップによると・・・

「新品を購入して1年目はアジアンタイヤの格安スタッドレスタイヤでもそこそこ威力を発揮します。しかし、2シーズン目、3シーズン目となるとグリップ力は落ちてきます。その点、国産スタッドレスタイヤは高いですが、長く使えます。逆に言えば、1年しか履かないなら、アジアンタイヤのスタッドレスという手もありです」と言う。とはいえ、国産スタッドレスでも本来の性能を持つのは3シーズン目くらいまでを目安にしたい。

ならば、チェーンを準備するという方もいるが、これはなかなか難しくなってきている。以前は雪道といえばチェーンだったが、実際装着するのが手間でなかなか難易度が高い。また、すでに雪が積もってしまうとその上でチェーンを履かせるのも難しくなる。

そもそも、車高を下げていたりすると、タイヤとフェンダーの隙間が少なくなっているので、チェーンが当たる可能性がある。ホイールの内側も車高調とタイヤの間が狭い車種があり、それもチェーン装着は不可。

そして、ホイールへの傷も心配。いわゆる鉄チンホイールならいいかもしれないが、高級なアルミホイールにチェーンを装着すると十中八九、ホイールに傷が入る。そうなるとチューニングカーやカスタムカーにはチェーンは現実的には厳しいのだ。

そこで最近増えているのがオールシーズンタイヤ。スタッドレスタイヤほどの雪道性能はないが、雪道にも対応。凍った路面は厳しいので本格的な降雪地域にはオススメできないが、年に数回雪が降るくらいの地域ならバッチリ。むしろスタッドレスタイヤに比べるとドライ路面のグリップが高く、高速道路でもフラフラしにくいので普段乗りの安心感が高い。

◆バッテリー編:冬場は突然死が増える季節

スマートフォンを寒い屋外で使うと電池が減りやすいのと同じで、クルマのバッテリーも厳しい寒さの中では弱ってくる。それまでなんでもなかったのに、突然バッテリーが上がってエンジン始動不可になることが多い。アイドリングではほとんど充電されないので、定期的に乗って30分くらいは走り回ることで充電させたり、電源があるなら充電器でときおり電気を補充してあげるもの有効。だが、そういったメンテナンスをしていても突然バッテリーがお亡くなりになるのが寒い季節の特徴。対策は新品バッテリーにするのがもっとも有効だ。

◆冷却水:夏場に薄めたりしていないか!?

エンジン冷却水(クーラント)は別名不凍液とも呼ばれていて、氷点下になったときにも凍らないのが特徴。冷却水が凍ってしまうと、エンジン内部で凍るときに膨張し、水路を割って破壊してしまう。こうなるとエンジン修理は難しく、交換するしかない。相当な出費となる。純正クーラントは−20度などの厳しい寒さでも凍結しない濃度になっているが、夏場にクーラントが減って真水を補充したとか、スポーツクーラントで凍結温度がもっと高いというなら、クーラント交換などで対策しておきたい。

◆エンジンオイル:純正指定粘度になっているか

夏場にサーキット走行や、暑さ対策でオイルの粘度を上げたりしていないだろうか。冬場に硬い粘度のオイルを使っていると、エンジン始動時のセルモーターへの負荷が大きい。すなわちそれもバッテリーへのダメージになるので、冬場はできれば純正指定のオイル粘度に戻しておきたい。

これは傾向だが、高性能なスポーツオイルはとくに冷間時に硬くなるものがあり、数値以上にエンジン始動時に負荷が掛かることがある。燃費も考えると柔らかいオイルの方が有利。そもそも使い込んだオイルはスラッジが混ざってドロドロとしていることも多い。オイル交換時期が近いなら、真冬になる前に交換しておくのも良いだろう。

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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