SSを最終配送拠点に活用、ENEOSと三菱商事が新会社設立へ

配送ネットワークイメージ
配送ネットワークイメージ全 1 枚

ENEOS三菱商事は1月5日、サービスステーション(SS)を拠点とした配送効率化事業の合弁会社を設立すると発表した。

配送業界では、EC市場拡大に伴い宅配荷物量が増加し、ラストワンマイルにおける効率的なサービスの需要が拡大。これに対応するためには最終配送拠点を増やし、柔軟な配送体制を構築することが重要となる。新会社では、全国1万2000か所を超えるENEOSのSSネットワークを荷物の一時保管かつ最終配送拠点として活用。最終配送拠点から配送先までのラストワンマイルを短縮し、配送の効率化を目指す。

新事業では、全国の多様な地域を網羅するSSを荷物配送の最終配送拠点として活用することで、大型倉庫からの直接配送に比べて必要な走行距離を削減。ドライバーの負荷および配送コストの低減につなげる。また、車両のスムーズな出入りを前提として設計されているSSは物流拠点に最適。既存のSSを活用することで、拠点整備にかかる追加費用も低減できる。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る